知事コラム（2024年10月）

みなさん、こんにちは。パリ五輪・パラリンピックでは、日本選手の躍動が紡ぎ出す数々のストーリーに、大変感動しました。寝不足が続いたので、大会期間中に報道で私を見た方から、「知事お疲れですね」と連絡をいただきましたが、ごめんなさい、オリンピックの見過ぎでした。

甲子園や高校サッカー選手権で全国大会に向かうチーム、そして全国大会で優勝した選手や団体が、よく表敬に来てくれます。共通して言えるのは、選手たちの礼儀正しさです。正しい姿勢、真っ直ぐな眼差し、そしてハキハキとした受け答え。加えてもう一つ、必ず、周囲への感謝を口にします。青森のアスリートは心が清らかで、まるで心を立ち上げることから始めているかのようです。

2026年には、「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ」が本県で開催されます。あすなろ国体開催から実に49年ぶりの開催となります。本県の選手の大活躍が期待されると同時に、全国からオリンピック・パラリンピック選手も含めて多くのアスリートが結集します。私としては、青森のアスリートを中心に、この大会を感動と歓喜に溢れるものとし、そして次世代へとつなぐ、思い出に残る大会にしていきたいと考えています。

2026年は青森のスポーツ界にとって新たな幕開けです。全てのアスリートが青森を舞台に己の力と技を競い、その姿を見た観客の全てが感動に包まれ、県民、県内企業の皆様とともに支えて完成させる。これから本格的な準備に入り、いよいよ大会も近くなれば国スポ・障スポ一色になっていくと思います。青森らしさ溢れる大会になるよう、みんなで一緒に取り組んでいきましょう。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

追伸：パリ五輪・パラリンピックでは、若いアスリートの活躍に涙を流すこともありました。自分も年をとったのかなぁ…。

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