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更新日付:2025年4月1日
知事コラム(2025年4月)
悪魔と天使のSNS
先日、県庁の廊下で段ボール箱に貼ってある「ちょさないでください」との張り紙を見つけました。Xで「これは青森の方言だから他の県の人には通用しないのでは」とポストしたところ、約1,400万インプレッション、約8.7万“いいね”ということで、いわゆる万バズ(たくさんの人が見てくれた状態)になりました。北海道から東北六県、新潟の一部までは通用し、関東以西には通じないことが分かりました。いつもは心の温かい部分にしまってある方言を引っ張り出して世に問いかけたことが、県内だけでなく全国の人たちの共感を生んだのでしょう。大げさな言い方かもしれませんが、“言霊(ことだま)の幸(さき)わう国”日本の本領発揮というところでしょうか。良い経験をさせてもらいました。
最近は情報発信といえばSNSという時代になりました。県政の発信も多くをSNSが担い、知事としても「青森県知事の新時代ちゃんねるA-Tube」というYouTubeの番組を通じて発信しています。SNSの良いところは、自らのメディアですからリアルタイムで伝えたいことを伝えたいように発信できること、そしてそれがどのように届いているかを計測できることです。
一方で、匿名性が高まっているので発信の内容が過激になったり、AIによって表示内容がふるいにかけられるので受信する情報が片面的になりがちです。いわゆる社会の分断を生む要素があることも否定できない一面だと思います。発信内容が凶器となり、言葉が人を傷つける道具に成り下がっていることもよく見受けられます。
しきしまの 大和の国は
言霊の 幸(さき)はふ国ぞ
ま幸(さき)くありこそ
これは、万葉集の代表的歌人である柿本人麻呂が詠んだといわれている歌です。歌の表記や意味は諸説ありますが、私には美しい心から出る豊かな言葉がこの国を幸せにしていくという意味に感じられます。淀みのない青森愛に溢れ、誇らしい言葉で青森が発信される「青森びいき」が天使のSNSとして、県民の皆様だけでなく全国や世界中の人たちに愛されるように成長し、青森のブランド力の向上に貢献していくことを期待しています。
追伸
青森びいきでは、私も「知事」として参加、発信しています。お楽しみに!
最近は情報発信といえばSNSという時代になりました。県政の発信も多くをSNSが担い、知事としても「青森県知事の新時代ちゃんねるA-Tube」というYouTubeの番組を通じて発信しています。SNSの良いところは、自らのメディアですからリアルタイムで伝えたいことを伝えたいように発信できること、そしてそれがどのように届いているかを計測できることです。
一方で、匿名性が高まっているので発信の内容が過激になったり、AIによって表示内容がふるいにかけられるので受信する情報が片面的になりがちです。いわゆる社会の分断を生む要素があることも否定できない一面だと思います。発信内容が凶器となり、言葉が人を傷つける道具に成り下がっていることもよく見受けられます。
しきしまの 大和の国は
言霊の 幸(さき)はふ国ぞ
ま幸(さき)くありこそ
これは、万葉集の代表的歌人である柿本人麻呂が詠んだといわれている歌です。歌の表記や意味は諸説ありますが、私には美しい心から出る豊かな言葉がこの国を幸せにしていくという意味に感じられます。淀みのない青森愛に溢れ、誇らしい言葉で青森が発信される「青森びいき」が天使のSNSとして、県民の皆様だけでなく全国や世界中の人たちに愛されるように成長し、青森のブランド力の向上に貢献していくことを期待しています。
追伸
青森びいきでは、私も「知事」として参加、発信しています。お楽しみに!
(AOMORI MAG(あおマグ) - 2025年6月号)