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知事記者会見(定例)/平成25年1月4日/庁議報告ほか
会見日時:平成25年1月4日金曜日 11時30分から11時45分まで
会見場所:第三応接室
会見者 :三村知事
○知事
明けましておめでとうございます。
県民の皆様方、そして県政記者会の皆様方におかれましても、今年も県政推進のご協力について、よろしくお願いいたします。
まず、年頭にあたりまして、知事といたしまして、本県の発展と県民の皆様方のご多幸を心よりお祈り申し上げたいと思います。
そして、県民の皆様のため、県民が安心して暮らせる自主自立の青森県づくりを進めるためにも、今年も全力で仕事をしていきたい、その決意を語りたいと思います。
さて、今年は、5月に種差海岸を含む三陸復興国立公園の指定が見込まれているほか、12月には白神山地が世界遺産登録20周年を迎え、本県の魅力を全国に発信する機会を得ることとなります。
白神山地の世界遺産登録については、早速ですが、来月中旬に記念すべき年を迎えるにあたって、機運を高めるためのキックオフフォーラムを開催することとしております。
また、三内丸山遺跡を含む北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群につきましては、昨年12月にロゴマークを決定し、平成27年度の世界遺産登録に向け、弾みをつけたところですが、今年は、ユネスコへの推薦を決めていただく、正念場を迎えます。
こうした中、去る12月28日に、火星と木星の間に多く存在する小惑星の1つが「縄文青森」(Jomonaomori)と命名されました。
この命名につきましては、三戸町出身で先日まで江戸川区選挙管理委員会の委員長職務代理を務めておられました佐々木隆氏から、「本県の地域活性化に一役買いたい」とのお申し出があり、この星の発見者でございます旧知のアマチュア天文家・渡辺和郎氏に依頼して実現したものです。お二人に心から感謝申し上げたいと思います。
そして、この小惑星を紹介する文章におきましては、「縄文とは、洗練された文化と土器で知られた日本の新石器時代の文化です。三内丸山遺跡のような縄文遺跡が、青森県内でたくさん発見されています。」とされており、青森県が縄文文化の一大拠点としての紹介をいただいております。先ほど申し上げましたとおり、今年は、北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群の世界遺産登録に向けた正念場の年であります。その年頭にこのような大きなニュースが飛び込んできたことは、正に幸先のいい知らせであるというふうに思っております。こういったこともきっかけとして、縄文遺跡群の世界遺産登録に向け、ますますの機運醸成を図ってまいりたいと存じます。
そして現在、来年度予算の編成作業に取り組んでいるわけでございますが、来年度は平成27年度の北海道新幹線の開業を見据え、県全域での受入態勢の強化についても全力で取り組みたいと思っています。
こうした取組を通じ、私ども青森の豊かな自然、祭り、伝統芸能、食文化、温かい人柄といった県民性も含めて、本県の魅力を全国に発信することにより、新たな「青森ファン」を獲得し、青森の賑わい創造を通して、県経済の活性化を図って参ります。
また、本県の強みを活かした「攻めの農林水産業」や環境・エネルギー分野などのあおもり型産業の創出、戦略的な企業誘致などにより、雇用の安定・確保にも努めたいと思っています。
そのことによって、社会保障や日々の生活を支える経済・財政の基盤をしっかりとしたものとし、医療や健康・福祉の増進を図るとともに、現在、市町村と計画の検討を進めている「防災公共」の推進など、県民の皆様の生命(いのち)と暮らしを守る取組も積極的に進めて参ります。
また、平成25年は、「青森県基本計画未来への挑戦」及び「青森県行財政改革大綱」の最終年となることから、これら計画等の総仕上げとして、チャレンジする姿勢を堅持して各種施策を進めつつも、これまでの取組についてもしっかりと検証し、新たな計画、新たな大綱の策定を通じ、青森県の目指す姿をお示ししたいと考えています。
私たち県職員一同、チャレンジする心を大切に、県民の皆様とともに青森県の元気づくりに邁進する所存であります。
どうぞよろしくお願いいたします。
続きまして、新たな中小企業金融対策についてご報告をさせていただきます。
県内の景気は、持ち直しの動きが一服しており、企業の景況感は製造業を中心に悪化しているなど、先行きに不透明感が増しています。さらに、中小企業金融円滑化法がこの3月末で終了するとのことなどから、資金需要期の年度末を控えて、資金繰りに不安を抱いておられる県内中小企業の経営者も少なくないと認識するところでございます。
また、今春の新規学卒者の就職内定状況は、前年と比べて好転しているものの、大卒者の就職内定率については、リーマンショック前の水準までの回復が見られない中で、先行き不透明な景気動向が悪影響を及ぼしかねないと懸念しているところです。
県では、これまでも、東日本大震災への対応など、県内中小企業のその時々の経営環境を踏まえた金融支援を迅速に実施してきたところですが、ただいま申し上げたような情勢を踏まえて、このたび、新たに2つの中小企業金融対策を講じることとし、いずれも本日付けで実施します。
まず、ひとつめでございますが、既往の県特別保証融資制度の借入金を対象とする借換制度であります「経営力強化対策資金」を創設いたします。
この制度は、県内中小企業が、国の認定を受けた支援機関の支援の下、経営改善計画の策定・実行に取り組む場合に、既往の借入金の借換えや追加融資など、金融面から支援を行うものであり、経営改善の意欲を持つ県内中小企業の資金繰り改善に大きな役割を果たすものと考えています。
次に、雇用を要件とする低利融資制度「雇用創出特別支援枠」を実施いたします。
これまでのところ回復基調にある今春の新規学卒者の就職内定状況をさらに確かなものにするため、「雇用創出特別支援枠」の実施によって、県内中小企業の雇用意欲を高め、1人でも多くの新規学卒者の雇用につながるよう、関係機関と連携を密にし、引き続き取り組んでいきます。
以上、ご報告とさせていただきます。私からは以上です。
○記者
(知事は)前々から円高をなんとかしてくれとおっしゃっていて、年末からけっこう円安に振れていますけれど、それに対するご認識をいただきたい。
○知事
ご案内のとおり、昨年の7(70円台)という数字を見たときは大変なショックでした。我々としては、りんごもそうですけれど、海外の方々の誘客を続けている中において、急激に、しかも70円台ということになった。それが今回80円台、今日で85円というところまで戻した。日本の身の丈に合った為替のあり方というものがあるのではないかと思います。ただ、いずれにしても、急激に円安に振れるとさまざまな社会的影響ということも考えられると思うのですが、一応、一定水準のところで今動いている、というところかなと感じている次第です。いずれにしても為替の安定ということは、一つの国にとって、貿易だけではなく国内のいろんなものに影響してきますので、そういう意味において、今後とも(一定の体力に合った)為替の安定、そのことについては期待するところです。
○記者
政府の方で10兆円規模の補正予算で経済対策を打つと言ってますが、新聞報道によるとリース工場などどこかで聞いたことのある話もあるが、経済対策に対する期待とか注文みたいなものがあれば教えてほしい。
○知事
補正も新年度予算も含め、これから具体に、いろんな内容が本格化してくると思っています。なんと言っても私たち日本の国には、経済というものを再生していくというのでしょうか、日本の産業、経済というものをしっかりと取り戻していく、再生していくということが非常に重要だと思っています。このことに寄与する予算であってほしいと思っています。また、社会保障の改革も一体のことだと思うんですけれども、このことも含め、また、外交の課題、エネルギーの課題、さまざまなことがございます。そして、財政再建ということも、私どもは現場ですから常にそれを念頭に置いて、財政規律ということで進めてきたわけでございますが、そういった諸課題が山積している中においての非常に重要な予算編成だと思います。是非、日本の未来ということをしっかりと見据え、こういった今お話ししたような課題にしっかりと対応していくというのでしょうか、配慮するというのでしょうか、そのことについては強く期待するところでございます。
そして、我々の立場になりますが、各分野においての地方の声というものについては、補正にしても、本予算にしても、しっかりと十分に踏まえた上で政策決定を行っていただきたい。要するに、急にあれこれ制度が変わるとなると、こちらも慌てていろいろ段取りすることになる。急に言われても急にはできないというのが現実でございますので、今までと政権の有り様が変わったわけでございますから、そういった変化については、具体の内容がはっきりしていませんからどうこう言うのもなんですが、早め早めに段取り方についてお示しいただきたいということがございます。これは非常に実務的なことですけれども。
あと、何よりも我々にとりましては、地域主権、地方分権、いろいろな言葉がございますが、地方税財源、要するに地方交付税、真水での交付税(臨時財政対策債ではなく地方交付税)ということについてしっかりとやっていただきたいと思っているのです。ご案内のとおり、ものすごくしっかり、根性据えて行財政改革をしてきましたけれども、見た感じは臨時財政対策債が入ってるんで、あまり変わってないように見える。自前の借入については下がってきたんですけれども。ということで、本来真水(地方交付税)でくるべきものについての真水(臨時財政対策債ではなく地方交付税)としての配慮をお願いしたいと思います。
あと、非常に実務的に、日程的には非常に追い込まれているという思いがございまして、本当に正月なしで中央官庁の方が踏ん張ってくださっているということでございますが、早く本予算につきましてもお示しいただかないと、実務的に私たちも議会が開けなくて困る。我々の議会については、年度末ということでやらなければいけないので、実務的にも一日も早く決定することを強く心から望むところです。
-以上-
明けましておめでとうございます。
県民の皆様方、そして県政記者会の皆様方におかれましても、今年も県政推進のご協力について、よろしくお願いいたします。
まず、年頭にあたりまして、知事といたしまして、本県の発展と県民の皆様方のご多幸を心よりお祈り申し上げたいと思います。
そして、県民の皆様のため、県民が安心して暮らせる自主自立の青森県づくりを進めるためにも、今年も全力で仕事をしていきたい、その決意を語りたいと思います。
さて、今年は、5月に種差海岸を含む三陸復興国立公園の指定が見込まれているほか、12月には白神山地が世界遺産登録20周年を迎え、本県の魅力を全国に発信する機会を得ることとなります。
白神山地の世界遺産登録については、早速ですが、来月中旬に記念すべき年を迎えるにあたって、機運を高めるためのキックオフフォーラムを開催することとしております。
また、三内丸山遺跡を含む北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群につきましては、昨年12月にロゴマークを決定し、平成27年度の世界遺産登録に向け、弾みをつけたところですが、今年は、ユネスコへの推薦を決めていただく、正念場を迎えます。
こうした中、去る12月28日に、火星と木星の間に多く存在する小惑星の1つが「縄文青森」(Jomonaomori)と命名されました。
この命名につきましては、三戸町出身で先日まで江戸川区選挙管理委員会の委員長職務代理を務めておられました佐々木隆氏から、「本県の地域活性化に一役買いたい」とのお申し出があり、この星の発見者でございます旧知のアマチュア天文家・渡辺和郎氏に依頼して実現したものです。お二人に心から感謝申し上げたいと思います。
そして、この小惑星を紹介する文章におきましては、「縄文とは、洗練された文化と土器で知られた日本の新石器時代の文化です。三内丸山遺跡のような縄文遺跡が、青森県内でたくさん発見されています。」とされており、青森県が縄文文化の一大拠点としての紹介をいただいております。先ほど申し上げましたとおり、今年は、北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群の世界遺産登録に向けた正念場の年であります。その年頭にこのような大きなニュースが飛び込んできたことは、正に幸先のいい知らせであるというふうに思っております。こういったこともきっかけとして、縄文遺跡群の世界遺産登録に向け、ますますの機運醸成を図ってまいりたいと存じます。
そして現在、来年度予算の編成作業に取り組んでいるわけでございますが、来年度は平成27年度の北海道新幹線の開業を見据え、県全域での受入態勢の強化についても全力で取り組みたいと思っています。
こうした取組を通じ、私ども青森の豊かな自然、祭り、伝統芸能、食文化、温かい人柄といった県民性も含めて、本県の魅力を全国に発信することにより、新たな「青森ファン」を獲得し、青森の賑わい創造を通して、県経済の活性化を図って参ります。
また、本県の強みを活かした「攻めの農林水産業」や環境・エネルギー分野などのあおもり型産業の創出、戦略的な企業誘致などにより、雇用の安定・確保にも努めたいと思っています。
そのことによって、社会保障や日々の生活を支える経済・財政の基盤をしっかりとしたものとし、医療や健康・福祉の増進を図るとともに、現在、市町村と計画の検討を進めている「防災公共」の推進など、県民の皆様の生命(いのち)と暮らしを守る取組も積極的に進めて参ります。
また、平成25年は、「青森県基本計画未来への挑戦」及び「青森県行財政改革大綱」の最終年となることから、これら計画等の総仕上げとして、チャレンジする姿勢を堅持して各種施策を進めつつも、これまでの取組についてもしっかりと検証し、新たな計画、新たな大綱の策定を通じ、青森県の目指す姿をお示ししたいと考えています。
私たち県職員一同、チャレンジする心を大切に、県民の皆様とともに青森県の元気づくりに邁進する所存であります。
どうぞよろしくお願いいたします。
続きまして、新たな中小企業金融対策についてご報告をさせていただきます。
県内の景気は、持ち直しの動きが一服しており、企業の景況感は製造業を中心に悪化しているなど、先行きに不透明感が増しています。さらに、中小企業金融円滑化法がこの3月末で終了するとのことなどから、資金需要期の年度末を控えて、資金繰りに不安を抱いておられる県内中小企業の経営者も少なくないと認識するところでございます。
また、今春の新規学卒者の就職内定状況は、前年と比べて好転しているものの、大卒者の就職内定率については、リーマンショック前の水準までの回復が見られない中で、先行き不透明な景気動向が悪影響を及ぼしかねないと懸念しているところです。
県では、これまでも、東日本大震災への対応など、県内中小企業のその時々の経営環境を踏まえた金融支援を迅速に実施してきたところですが、ただいま申し上げたような情勢を踏まえて、このたび、新たに2つの中小企業金融対策を講じることとし、いずれも本日付けで実施します。
まず、ひとつめでございますが、既往の県特別保証融資制度の借入金を対象とする借換制度であります「経営力強化対策資金」を創設いたします。
この制度は、県内中小企業が、国の認定を受けた支援機関の支援の下、経営改善計画の策定・実行に取り組む場合に、既往の借入金の借換えや追加融資など、金融面から支援を行うものであり、経営改善の意欲を持つ県内中小企業の資金繰り改善に大きな役割を果たすものと考えています。
次に、雇用を要件とする低利融資制度「雇用創出特別支援枠」を実施いたします。
これまでのところ回復基調にある今春の新規学卒者の就職内定状況をさらに確かなものにするため、「雇用創出特別支援枠」の実施によって、県内中小企業の雇用意欲を高め、1人でも多くの新規学卒者の雇用につながるよう、関係機関と連携を密にし、引き続き取り組んでいきます。
以上、ご報告とさせていただきます。私からは以上です。
○記者
(知事は)前々から円高をなんとかしてくれとおっしゃっていて、年末からけっこう円安に振れていますけれど、それに対するご認識をいただきたい。
○知事
ご案内のとおり、昨年の7(70円台)という数字を見たときは大変なショックでした。我々としては、りんごもそうですけれど、海外の方々の誘客を続けている中において、急激に、しかも70円台ということになった。それが今回80円台、今日で85円というところまで戻した。日本の身の丈に合った為替のあり方というものがあるのではないかと思います。ただ、いずれにしても、急激に円安に振れるとさまざまな社会的影響ということも考えられると思うのですが、一応、一定水準のところで今動いている、というところかなと感じている次第です。いずれにしても為替の安定ということは、一つの国にとって、貿易だけではなく国内のいろんなものに影響してきますので、そういう意味において、今後とも(一定の体力に合った)為替の安定、そのことについては期待するところです。
○記者
政府の方で10兆円規模の補正予算で経済対策を打つと言ってますが、新聞報道によるとリース工場などどこかで聞いたことのある話もあるが、経済対策に対する期待とか注文みたいなものがあれば教えてほしい。
○知事
補正も新年度予算も含め、これから具体に、いろんな内容が本格化してくると思っています。なんと言っても私たち日本の国には、経済というものを再生していくというのでしょうか、日本の産業、経済というものをしっかりと取り戻していく、再生していくということが非常に重要だと思っています。このことに寄与する予算であってほしいと思っています。また、社会保障の改革も一体のことだと思うんですけれども、このことも含め、また、外交の課題、エネルギーの課題、さまざまなことがございます。そして、財政再建ということも、私どもは現場ですから常にそれを念頭に置いて、財政規律ということで進めてきたわけでございますが、そういった諸課題が山積している中においての非常に重要な予算編成だと思います。是非、日本の未来ということをしっかりと見据え、こういった今お話ししたような課題にしっかりと対応していくというのでしょうか、配慮するというのでしょうか、そのことについては強く期待するところでございます。
そして、我々の立場になりますが、各分野においての地方の声というものについては、補正にしても、本予算にしても、しっかりと十分に踏まえた上で政策決定を行っていただきたい。要するに、急にあれこれ制度が変わるとなると、こちらも慌てていろいろ段取りすることになる。急に言われても急にはできないというのが現実でございますので、今までと政権の有り様が変わったわけでございますから、そういった変化については、具体の内容がはっきりしていませんからどうこう言うのもなんですが、早め早めに段取り方についてお示しいただきたいということがございます。これは非常に実務的なことですけれども。
あと、何よりも我々にとりましては、地域主権、地方分権、いろいろな言葉がございますが、地方税財源、要するに地方交付税、真水での交付税(臨時財政対策債ではなく地方交付税)ということについてしっかりとやっていただきたいと思っているのです。ご案内のとおり、ものすごくしっかり、根性据えて行財政改革をしてきましたけれども、見た感じは臨時財政対策債が入ってるんで、あまり変わってないように見える。自前の借入については下がってきたんですけれども。ということで、本来真水(地方交付税)でくるべきものについての真水(臨時財政対策債ではなく地方交付税)としての配慮をお願いしたいと思います。
あと、非常に実務的に、日程的には非常に追い込まれているという思いがございまして、本当に正月なしで中央官庁の方が踏ん張ってくださっているということでございますが、早く本予算につきましてもお示しいただかないと、実務的に私たちも議会が開けなくて困る。我々の議会については、年度末ということでやらなければいけないので、実務的にも一日も早く決定することを強く心から望むところです。
-以上-
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