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平成28年度11月補正予算案について[臨時]
会見日時:平成28年11月22日火曜日 13時40分から13時50分まで
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事
〇知事
来る11月24日に開会される県議会第288回定例会に提出を予定している補正予算案につきまして、お手元の資料「平成28年度11月補正予算案について」に基づきご説明いたします。
「補正予算の概要」についてであります。
今回の補正予算は、去る10月11日に県人事委員会から提出された「職員の給与等に関する報告及び勧告」に基づいて実施する職員の給与改定に要する経費について、現計予算に計上している給与関係費との増減調整を行ったうえで所要額を計上することといたしました。
また、知事等の特別職の職員及び県議会議員の期末手当については、特別職の国家公務員及び国会議員の取扱い等を参考に、支給割合を引き上げることといたしております。
以上が給与関係費についてであります。
次に、給与関係費以外の補正予算についてでありますが、国の「未来への投資を実現する経済対策」に係る公共事業関係費及び国庫補助事業費の追加について、国からの割当見込額に基づき、所要の予算措置を講ずることとしたほか、りんご黒星病の発生防止対策の強化に要する経費、東北観光復興対策交付金を活用した事業の実施に要する経費等について、それぞれ所要の予算措置を講ずることといたしました。
さらに、公共工事の施工時期の早期化及び平準化を図るため、社会資本整備総合交付金事業及び県費単独事業の早期発注に係る所要の債務負担行為を設定することといたしました。
次に、「一般会計予算の規模」についてであります。
今回の補正予算額は、53億6,637万8千円となります。
これを現計予算額に加えますと、平成28年度一般会計の予算規模は、7,177億54万4千円となり、これを、前年度同時期の予算規模と比較しますと、1.2%の増となっています。
補正予算の歳出の主なものの概要については、2ページ以降に詳細な説明がありますので、よろしくお願いします。
私からは、以上であります。
〇記者
りんご黒星病については、津軽地方を中心に苦労された農家の方も多かったと思いますが、今回「りんご黒星病発生防止対策強化事業費」を計上したことについて、知事はどのようなお気持ちでいらっしゃいますか。
〇知事
2年連続で販売額1,000億円を超えるなど、せっかくこれまで頑張ってきたわけですから、りんご黒星病を克服する努力を生産者の皆さまとともに行い、次年度の生産体制をしっかりと整えたいと考えております。
〇記者
「要配慮者等屋内退避施設放射線防護対策事業費」の内容を教えていただけますか。
〇健康福祉部次長
原子力発電所等から概ね10km圏内の屋内退避施設に係る放射線防護対策工事に対する補助事業となっております。現状における内閣府との協議内容を踏まえ、計上したものです。
〇記者
りんごの輸出について、好調で推移していると思いますが、輸出拡大に関する知事のお気持ちをお聞かせください。
〇知事
このような円相場の状況ではあるものの、市場からお声掛けをいただき販売額を伸ばしているほか、台湾や香港といった主力国だけでなく、その他の国でもマーケティングを行っております。今後も、世界一の品質を誇る私たちの青森りんごをぜひ食べていただきたいし、そのためのルートづくりをさらに進めていきたいと考えております。
本県のりんごは、円相場を凌駕するぐらいの品質だという自信があります。だからこそ、しっかりと販売戦略を持ち、これまで培ってきたさまざまなルートに対して、円相場にかかわらず一生懸命営業していきたいと考えております。来月の台湾でのセールスもしっかりと行いたいです。
〇記者
東北観光復興対策交付金活用事業について、これから冬季観光シーズンですが、改めて意気込みをお願いします。
〇知事
「冬の観光こそ単独でなく連携でやろう」ということをずっと申し上げてきました。
本交付金に係る事業は東北6県等が連携して行うものであり、これまで申し上げてきたことが具体化するので期待しております。
やはり、お客さまは本県だけを旅行するわけではなく、あちこち周遊するというのは当然のことですので、各県の連携した取組でお客さまを招くということをさらに進めたいと考えています。
〇記者
「冬の東北とスノーコンテンツ等発信事業費」のうち、民間事業者との連携による新たな決済システム構築に向けた実証実験について、詳細をお聞かせください。
〇誘客交流課長
東北各地のスキー場において、海外からのお客さまにストレスを与えないような仕組みづくりを検討するものです。例えば、スキー場でいちいち財布を出すのではなく、キャッシュレス、カードレスで支払いできるような新しい決済システムに関する実証実験を行うものとなっております。
〇記者
「県境不法投棄対策事業費」について、追加対策の中身をお聞かせください。
〇環境保全課 県境再生対策監
「1,4-ジオキサン」という物質の濃度が下がらないエリアに対して、注水井戸を設置し雨水の浸透量を増やすほか、大型の集水井戸を設置し揚水量を増やす等の対策を行い、浄化を促進するものです。
〇記者
汚染水処理はまだ続くのでしょうか。
〇知事
続きます。順調に処理するためにこそ、今、きちんと対策を行う必要があります。
〇記者
現場の環境再生に対する知事の思いは。
〇知事
全量撤去し元の森に戻す、という非常に強い意志でこれまで取り組んできました。
確実に実行していくためにも、今、打つべき手を早めに打っていこうと考えております。
来る11月24日に開会される県議会第288回定例会に提出を予定している補正予算案につきまして、お手元の資料「平成28年度11月補正予算案について」に基づきご説明いたします。
「補正予算の概要」についてであります。
今回の補正予算は、去る10月11日に県人事委員会から提出された「職員の給与等に関する報告及び勧告」に基づいて実施する職員の給与改定に要する経費について、現計予算に計上している給与関係費との増減調整を行ったうえで所要額を計上することといたしました。
また、知事等の特別職の職員及び県議会議員の期末手当については、特別職の国家公務員及び国会議員の取扱い等を参考に、支給割合を引き上げることといたしております。
以上が給与関係費についてであります。
次に、給与関係費以外の補正予算についてでありますが、国の「未来への投資を実現する経済対策」に係る公共事業関係費及び国庫補助事業費の追加について、国からの割当見込額に基づき、所要の予算措置を講ずることとしたほか、りんご黒星病の発生防止対策の強化に要する経費、東北観光復興対策交付金を活用した事業の実施に要する経費等について、それぞれ所要の予算措置を講ずることといたしました。
さらに、公共工事の施工時期の早期化及び平準化を図るため、社会資本整備総合交付金事業及び県費単独事業の早期発注に係る所要の債務負担行為を設定することといたしました。
次に、「一般会計予算の規模」についてであります。
今回の補正予算額は、53億6,637万8千円となります。
これを現計予算額に加えますと、平成28年度一般会計の予算規模は、7,177億54万4千円となり、これを、前年度同時期の予算規模と比較しますと、1.2%の増となっています。
補正予算の歳出の主なものの概要については、2ページ以降に詳細な説明がありますので、よろしくお願いします。
私からは、以上であります。
〇記者
りんご黒星病については、津軽地方を中心に苦労された農家の方も多かったと思いますが、今回「りんご黒星病発生防止対策強化事業費」を計上したことについて、知事はどのようなお気持ちでいらっしゃいますか。
〇知事
2年連続で販売額1,000億円を超えるなど、せっかくこれまで頑張ってきたわけですから、りんご黒星病を克服する努力を生産者の皆さまとともに行い、次年度の生産体制をしっかりと整えたいと考えております。
〇記者
「要配慮者等屋内退避施設放射線防護対策事業費」の内容を教えていただけますか。
〇健康福祉部次長
原子力発電所等から概ね10km圏内の屋内退避施設に係る放射線防護対策工事に対する補助事業となっております。現状における内閣府との協議内容を踏まえ、計上したものです。
〇記者
りんごの輸出について、好調で推移していると思いますが、輸出拡大に関する知事のお気持ちをお聞かせください。
〇知事
このような円相場の状況ではあるものの、市場からお声掛けをいただき販売額を伸ばしているほか、台湾や香港といった主力国だけでなく、その他の国でもマーケティングを行っております。今後も、世界一の品質を誇る私たちの青森りんごをぜひ食べていただきたいし、そのためのルートづくりをさらに進めていきたいと考えております。
本県のりんごは、円相場を凌駕するぐらいの品質だという自信があります。だからこそ、しっかりと販売戦略を持ち、これまで培ってきたさまざまなルートに対して、円相場にかかわらず一生懸命営業していきたいと考えております。来月の台湾でのセールスもしっかりと行いたいです。
〇記者
東北観光復興対策交付金活用事業について、これから冬季観光シーズンですが、改めて意気込みをお願いします。
〇知事
「冬の観光こそ単独でなく連携でやろう」ということをずっと申し上げてきました。
本交付金に係る事業は東北6県等が連携して行うものであり、これまで申し上げてきたことが具体化するので期待しております。
やはり、お客さまは本県だけを旅行するわけではなく、あちこち周遊するというのは当然のことですので、各県の連携した取組でお客さまを招くということをさらに進めたいと考えています。
〇記者
「冬の東北とスノーコンテンツ等発信事業費」のうち、民間事業者との連携による新たな決済システム構築に向けた実証実験について、詳細をお聞かせください。
〇誘客交流課長
東北各地のスキー場において、海外からのお客さまにストレスを与えないような仕組みづくりを検討するものです。例えば、スキー場でいちいち財布を出すのではなく、キャッシュレス、カードレスで支払いできるような新しい決済システムに関する実証実験を行うものとなっております。
〇記者
「県境不法投棄対策事業費」について、追加対策の中身をお聞かせください。
〇環境保全課 県境再生対策監
「1,4-ジオキサン」という物質の濃度が下がらないエリアに対して、注水井戸を設置し雨水の浸透量を増やすほか、大型の集水井戸を設置し揚水量を増やす等の対策を行い、浄化を促進するものです。
〇記者
汚染水処理はまだ続くのでしょうか。
〇知事
続きます。順調に処理するためにこそ、今、きちんと対策を行う必要があります。
〇記者
現場の環境再生に対する知事の思いは。
〇知事
全量撤去し元の森に戻す、という非常に強い意志でこれまで取り組んできました。
確実に実行していくためにも、今、打つべき手を早めに打っていこうと考えております。
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