ホーム > ようこそ知事室へ > 議会での提案説明 > 第324回定例会追加提出議案知事説明要旨(令和7年11月)
関連分野
更新日付:2025年12月1日 財政課
第324回定例会追加提出議案知事説明要旨(令和7年11月)
ただいま上程されました追加提出議案の概要について、御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと思います。
議案第三十三号「令和七年度青森県一般会計補正予算案」は、国において「『強い経済』を実現する総合経済対策」が閣議決定されたことに伴い、国からの追加割当てが見込まれる公共事業関係費並びに物価高の影響を受ける子育て世帯や生活困窮世帯への支援に要する経費、ツキノワグマ被害防止緊急対策に要する経費について、それぞれ所要の予算措置を講ずることといたしたものであります。
その結果、今回の補正予算額は、歳入歳出とも二百四十七億七千四百三十万円余となり、これと既決予算額及び今定例会に既に提案しております補正予算額とを合計いたしますと、令和七年度青森県一般会計の予算規模は、七千五百十三億六千七百五十万円余となります。
以下、歳出予算の概要について御説明申し上げます。
公共事業については、道路、河川、港湾、農業農村整備、漁港などに係る事業として、二百三十五億千二百六十万円余を計上するとともに、道路、治山及び漁港などに係る事業について、債務負担行為十六億千二百七十万円余を設定いたしました。
物価高対策については、九月補正予算において、子育て世帯に県産米の購入に使える電子クーポン等を提供することとし、一月中旬の申請開始に向け準備を進めておりますが、新米が流通した現在においても米の価格が高止まりしている状況を踏まえ、子育て世帯に提供する電子クーポン等を増額することとし、これに要する経費を計上いたしました。
また、灯油価格の上昇による生活困窮世帯の経済的負担を軽減するため、市町村が実施する灯油購入費助成事業への支援に要する経費を計上いたしました。
ツキノワグマ被害については、県内における出没件数及び人身被害件数が過去最多となり、ツキノワグマ出没警報を継続している状況にあります。こうした中、県としても国の「クマ被害対策パッケージ」を踏まえ、早期に現場の対応力や県民等への注意喚起体制を強化することとし、市町村における資機材等の整備への支援や県及び警察職員用の装備品等の整備、出没情報等を管理するシステムの構築等に要する経費を計上いたしました。
なお、今回の補正予算では、速やかな執行が必要な経費について対応したところであり、国の補正予算に基づくそのほかの施策については、制度の詳細把握等に努め、今後の補正予算等において、適切に対応していきます。
以上が歳出予算の概要であります。
歳入予算につきましては、補正予算の主なる財源として、歳出との関連において、国庫支出金、県債等を計上したほか、普通交付税十八億六千八百八十万円余を計上いたしました。
以上、提出議案の概要について御説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、御質問に応じ、本職をはじめ関係者から詳細に御説明申し上げたいと思います。
なにとぞ、慎重御審議のうえ、原案どおり御議決を賜りますようお願い申し上げます。
議案第三十三号「令和七年度青森県一般会計補正予算案」は、国において「『強い経済』を実現する総合経済対策」が閣議決定されたことに伴い、国からの追加割当てが見込まれる公共事業関係費並びに物価高の影響を受ける子育て世帯や生活困窮世帯への支援に要する経費、ツキノワグマ被害防止緊急対策に要する経費について、それぞれ所要の予算措置を講ずることといたしたものであります。
その結果、今回の補正予算額は、歳入歳出とも二百四十七億七千四百三十万円余となり、これと既決予算額及び今定例会に既に提案しております補正予算額とを合計いたしますと、令和七年度青森県一般会計の予算規模は、七千五百十三億六千七百五十万円余となります。
以下、歳出予算の概要について御説明申し上げます。
公共事業については、道路、河川、港湾、農業農村整備、漁港などに係る事業として、二百三十五億千二百六十万円余を計上するとともに、道路、治山及び漁港などに係る事業について、債務負担行為十六億千二百七十万円余を設定いたしました。
物価高対策については、九月補正予算において、子育て世帯に県産米の購入に使える電子クーポン等を提供することとし、一月中旬の申請開始に向け準備を進めておりますが、新米が流通した現在においても米の価格が高止まりしている状況を踏まえ、子育て世帯に提供する電子クーポン等を増額することとし、これに要する経費を計上いたしました。
また、灯油価格の上昇による生活困窮世帯の経済的負担を軽減するため、市町村が実施する灯油購入費助成事業への支援に要する経費を計上いたしました。
ツキノワグマ被害については、県内における出没件数及び人身被害件数が過去最多となり、ツキノワグマ出没警報を継続している状況にあります。こうした中、県としても国の「クマ被害対策パッケージ」を踏まえ、早期に現場の対応力や県民等への注意喚起体制を強化することとし、市町村における資機材等の整備への支援や県及び警察職員用の装備品等の整備、出没情報等を管理するシステムの構築等に要する経費を計上いたしました。
なお、今回の補正予算では、速やかな執行が必要な経費について対応したところであり、国の補正予算に基づくそのほかの施策については、制度の詳細把握等に努め、今後の補正予算等において、適切に対応していきます。
以上が歳出予算の概要であります。
歳入予算につきましては、補正予算の主なる財源として、歳出との関連において、国庫支出金、県債等を計上したほか、普通交付税十八億六千八百八十万円余を計上いたしました。
以上、提出議案の概要について御説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、御質問に応じ、本職をはじめ関係者から詳細に御説明申し上げたいと思います。
なにとぞ、慎重御審議のうえ、原案どおり御議決を賜りますようお願い申し上げます。



