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更新日付:2014年7月17日 環境保全課
県境不法投棄事案アーカイブ本編 4-4 一次撤去
4-4 廃棄物等の撤去(一次撤去:平成16~18年度)
原状回復にあたっては、遮水壁や浸出水処理施設等の汚染拡散防止対策工事を最優先に進め、これら長期的対策が完成する平成18年度までの間は「一次撤去」として、遮水シート上にあり撤去作業による汚染拡散の恐れのない廃棄物から撤去を進めることとしました。
一次撤去を始めるにあたり「廃棄物一時撤去マニュアル」を作成しました。平成16年11月に撤去・運搬・処理という一連の工程について試行を行うとともに、県境不法投棄現場原状回復対策推進協議会や住民説明会等での検討を経て、専門家や地元住民等の意見や実際の試行結果などを踏まえながらマニュアルの修正を重ねました。
その内容は、運搬中の流出・飛散を防ぐ密閉型車両の使用、廃棄物を場外に飛散させないための車両洗浄、運搬車両のグループ走行、緊急時の対応方法、マニュアル遵守と適正な運用確認のための週1回の工程会議開催など、平成19年度から開始する本格撤去の礎となるものであり、マニュアルに従い着実に一次撤去を実施するとともに、本格撤去に向けた準備を進めました。
一次撤去を始めるにあたり「廃棄物一時撤去マニュアル」を作成しました。平成16年11月に撤去・運搬・処理という一連の工程について試行を行うとともに、県境不法投棄現場原状回復対策推進協議会や住民説明会等での検討を経て、専門家や地元住民等の意見や実際の試行結果などを踏まえながらマニュアルの修正を重ねました。
その内容は、運搬中の流出・飛散を防ぐ密閉型車両の使用、廃棄物を場外に飛散させないための車両洗浄、運搬車両のグループ走行、緊急時の対応方法、マニュアル遵守と適正な運用確認のための週1回の工程会議開催など、平成19年度から開始する本格撤去の礎となるものであり、マニュアルに従い着実に一次撤去を実施するとともに、本格撤去に向けた準備を進めました。
不法投棄産業廃棄物の一次撤去実施状況
青森RER(株)への試行搬出 |
---|
実施期間:平成16年11月1、2、4、5日(4日間) |
年度 | 撤去日数 | 運搬台数 | 撤去量 |
---|---|---|---|
平成16年度 | 67日 | 1,096台 | 11,387.88t |
平成17年度 | 224日 | 3,674台 | 39,892.31t |
平成18年度 | 230日 | 4,234台 | 45,922.50t |
一次撤去合計 | 521日 | 9,004台 | 97,202.69t |
廃棄物の種類 | 処理方法 | 処理委託業者 | 撤去量 |
---|---|---|---|
汚泥 (堆肥様物主体) |
溶融・焼成 | 青森RER(株) 八戸セメント(株) |
96,326.68t |
廃食品 | 焼却 | エコシステム秋田(株) | 640.70t |
廃プラスティック・木くず類 | 焼却 | (株)庄司興業所 | 235.31t |
- 一次撤去(試行)の様子
- タイヤ洗浄機
- 運搬車両の洗浄
参考資料
-
廃棄物一時撤去マニュアル(分割ファイル)
・表紙
・全体管理マニュアル
・掘削・積込マニュアル
・洗車マニュアル
・運搬マニュアル
・作業環境・安全対策マニュアル
・適正処理管理マニュアル
・環境保全管理マニュアル
・緊急時対応マニュアル