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更新日付:2018年8月9日 環境保全課
(仮称)小田野沢風力発電事業更新計画に係る計画段階環境配慮書に対する意見の概要
計画段階配慮書
審査会意見
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本事業は風力発電設備の建替を行うものであるため、既存事業の実施による環境への影響を検証することにより、事業実施による環境影響を低減することが可能であると考えられる。このため、風力発電設備の配置等の検討に当たっては、既設風力発電設備の稼働時の環境への影響について十分な検証を行い、その結果を反映させること。
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事業実施想定区域には水源かん養保安林が含まれており、事業実施に伴う当該保安林の伐採により、保安林の機能に影響を及ぼすおそれがあることから、風力発電設備の配置等の検討に当たっては、当該保安林を回避するなど、その保全に十分配慮すること。
- 事業実施想定区域及びその周辺には、本事業者及び他事業者による既存及び計画中の風力発電事業が複数存在していることから、これらの事業との累積的な環境影響が想定される環境影響評価項目を環境影響評価方法書において選定すること。
- 事業実施想定区域及びその周辺には小老部川及び支川の見知沢が存在し、造成等の施工により当該河川等に水の濁りが生じ、水辺環境に生息・生育する動植物に影響を及ぼすおそれがあることから、環境影響評価方法書において、造成等の施工による一時的な影響に係る環境影響評価項目として水質(水の濁り)を選定するとともに、当該動植物に対する影響を適切な手法により調査、予測及び評価すること。
- 事業実施想定区域周辺においては、夜間も含めガン類・ハクチョウ類等の渡りが行われており、事業実施により当該鳥類に重大な影響を及ぼすおそれがあることから、地元の複数の専門家から意見聴取した上で、適切な調査、予測及び評価の手法を検討し、その結果を環境影響評価方法書に記載すること。
知事意見
- 本事業は風力発電設備の建替を行うものであるため、既存事業の実施による環境への影響を検証することにより、事業実施による環境影響を低減することが可能であると考えられる。このため、風力発電設備の配置等の検討に当たっては、既設風力発電設備の稼働時の環境への影響について十分な検証を行い、その結果を反映させること。
- 大平滝浄水場では、事業実施想定区域周辺の小老部川支川の渡場沢から取水していることから、事業計画の具体的な検討に当たっては、当該浄水場の水質に影響を及ぼさないよう十分配慮すること。
- 事業実施想定区域及びその周辺には小老部川及び支川の見知沢が存在し、造成等の施工により当該河川等に水の濁りが生じ、水辺環境に生息・生育する動植物に影響を及ぼすおそれがあることから、環境影響評価方法書において、造成等の施工による一時的な影響に係る環境影響評価項目として水質(水の濁り)を選定するとともに、当該動植物に対する影響を適切な手法により調査、予測及び評価すること。
- 事業実施想定区域周辺においては、夜間も含めガン類・ハクチョウ類等の渡りが行われており、事業実施により当該鳥類に重大な影響を及ぼすおそれがあることから、地元の複数の専門家から意見聴取した上で、適切な調査、予測及び評価の手法を検討し、その結果を環境影響評価方法書に記載すること。
- 事業実施想定区域には水源かん養保安林が含まれており、事業実施に伴う当該保安林の伐採により、保安林の機能に影響を及ぼすおそれがあることから、風力発電設備の配置等の検討に当たっては、当該保安林を回避するなど、その保全に十分配慮すること。
- 事業実施想定区域及びその周辺には、本事業者及び他事業者による既存及び計画中の風力発電事業が複数存在していることから、これらの事業との累積的な環境影響が想定される環境影響評価項目を環境影響評価方法書において選定すること。