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更新日付:2015年11月9日 環境保全課

(仮称)八幡岳風力発電事業計画段階環境配慮書に対する意見の概要

計画段階環境配慮書

審査会意見

  • 事業実施想定区域及びその周囲は、八甲田山や田代平湿原等主要な眺望点及び人と自然との触れ合いの活動の場が多数存在し、住民や観光客にとって重要な地域資源となっている。この地域に風力発電設備を建設することにより、景観及び人と自然との触れ合いの活動の場に重大な影響を及ぼすおそれがあることから、事業計画の具体的な検討に当たっては、景観及び人と自然との触れ合いの活動の場に係る調査、予測及び評価を適切な手法により行い、その結果に基づき、風力発電設備の配置等について検討すること。
  • 事業実施想定区域及びその周囲は、重要なコウモリ類及びイヌワシやクマタカなど重要な鳥類の生息が確認されているほか、文献資料にないがクマゲラの生息や渡り鳥の飛翔ルートとなっている可能性がある。これらの鳥類等に対する重大な影響を回避又は低減するため、十分な調査を行う必要があることから、地元の複数の専門家等から意見聴取し、鳥類等に係る調査、予測及び評価を適切な手法により行い、その結果に基づき、風力発電設備の配置等について検討すること。
  • 事業実施想定区域の周囲には沢が存在し、また、事業実施想定区域の一部は保安林に指定されている。事業の実施に伴い、沢の流域及び保安林を改変することにより、濁水の流入により水生生物等の動植物の生息・生育環境に影響を及ぼすおそれがあることから、事業計画の具体的な検討に当たっては、可能な限り沢の流域及び保安林の改変を避けるとともに、やむを得ず改変する場合であっても、事業の実施における濁水の流出を最小限に抑えること等により、環境影響を回避又は低減することを検討し、その内容を環境影響評価方法書以降の図書に記載すること。

知事意見

  • 事業実施想定区域の周囲には、水道水及び農業用水の水源となっている河川が存在しており、事業の実施に伴い、水質及び水量に影響を及ぼすおそれがあることから、事業計画の具体的な検討に当たっては、河川水の利用状況等を把握した上で、工事中及び供用時における水源となっている河川の水質及び水量への影響を明らかにし、その内容を環境影響評価方法書以降の図書に記載すること。
  • 事業実施想定区域及びその周囲は、重要なコウモリ類及びイヌワシやクマタカなど重要な鳥類の生息が確認されているほか、文献資料にないがクマゲラの生息地や渡り鳥の飛翔ルートとなっている可能性がある。これらの鳥類等に対する重大な影響を回避又は低減するため、十分な調査を行う必要があることから、地元の複数の専門家等から意見聴取し、鳥類等に係る調査、予測及び評価を適切な手法により行い、その結果に基づき、風力発電設備の配置等について検討すること。
  • 事業実施想定区域の周囲には沢が存在し、また、事業実施想定区域の一部は保安林に指定されている。事業の実施に伴い、沢の流域及び保安林を改変することにより、濁水の流入により水生生物等の動植物の生息・生育環境に影響を及ぼすおそれがあることから、事業計画の具体的な検討に当たっては、可能な限り沢の流域及び保安林の改変を避けるとともに、やむを得ず改変する場合であっても、事業の実施における濁水の流出を最小限に抑えること等により、環境影響を回避又は低減することを検討し、その内容を環境影響評価方法書以降の図書に記載すること。
  • 事業実施想定区域及びその周囲は、八甲田山や田代平湿原等主要な眺望点及び人と自然との触れ合いの活動の場が多数存在し、住民や観光客にとって重要な地域資源となっている。この地域に風力発電設備を建設することにより、景観及び人と自然との触れ合いの活動の場に重大な影響を及ぼすおそれがあることから、事業計画の具体的な検討に当たっては、景観及び人と自然との触れ合いの活動の場に係る調査、予測及び評価を適切な手法により行い、その結果に基づき、風力発電設備の配色、配置等について検討すること。

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環境保全課 水・大気環境グループ
電話:017-734-9242  FAX:017-734-8081

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