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更新日付:2015年2月24日 環境保全課
全国水生生物調査 ~川の生きものを調べよう~
水生生物調査の目的
小、中、高校生及び地域活動団体等の住民の参加を得て、水環境に応じて生息する種類の異なる水生生物を観察し、河川の水質の状態を知ることにより、住民の河川に対する関心を高め、水質保全に関する意識の高揚を図ることを目的としています。
調査時期
調査は毎年6月~9月末にかけて行われます。
川の生きものを調べよう
調査をはじめる前に
-
地図を準備しましょう。
調査しようとする川、その周辺の町の様子が分かるような地図を準備します。
-
調査場所を決めましょう。
調査する場所を決めます。あらかじめ現地に行って下見しておくと、調査のときに無駄な時間をなくすことができます。
-
道具を準備しましょう。
水生生物調査に必要な主な道具は次のとおりです。
・テキスト
・記録用紙
・鉛筆
・網
・バケツ
・ルーペ
・ピンセット
・温度計 etc…
-
危険防止のために注意すること
・川の流れは思ったよりも速いものなので、川に入る時は十分に気をつけましょう。
・必ず大人の人と一緒に調査しましょう。
・一人での行動をさけましょう。
さあ、準備が整ったら川の生きものを調べに行きましょう!
川の生きものを見てみよう!
川の中にはさまざまな生きものが生息していますが、特に川底に生息している生きものは、過去から調査時点までの長い時間の水質状況を反映したものです。
したがって、どのような生きものが生息しているかを調べることで、その地点の水質の程度を知ることができます。
(画像をクリックすると、拡大して表示します)
1 きれいな水に生息する生きもの
カワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ナガレトビケラ類、ヤマトビケラ類、アミカ類、ヨコエビ類、ヘビトンボ、ブユ類、サワガニ、ナミウズムシなど
したがって、どのような生きものが生息しているかを調べることで、その地点の水質の程度を知ることができます。
(画像をクリックすると、拡大して表示します)
1 きれいな水に生息する生きもの
カワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ナガレトビケラ類、ヤマトビケラ類、アミカ類、ヨコエビ類、ヘビトンボ、ブユ類、サワガニ、ナミウズムシなど
2 ややきれいな水に生息する生きもの
コガタシマトビケラ類、オオシマトビケラ、ヒラタドロムシ類、ゲンジボタル、コオニヤンマ、カワニナ類、ヤマトシジミ、イシマキガイなど
コガタシマトビケラ類、オオシマトビケラ、ヒラタドロムシ類、ゲンジボタル、コオニヤンマ、カワニナ類、ヤマトシジミ、イシマキガイなど
3 きたない水に生息する生きもの
ミズカマキリ、ミズムシ、タニシ類、シマイシビル、ニホンドロソコエビ、イソコツブムシ類など
ミズカマキリ、ミズムシ、タニシ類、シマイシビル、ニホンドロソコエビ、イソコツブムシ類など
4 とてもきたない水に生息する生きもの
ユスリカ類、チョウバエ類、アメリカザリガニ、エラミミズ、サカマキガイ、チラカゲロウ、タニガワカゲロウ類、ニンギョウトビケラ類、ヒゲナガカワトビケラ類など
ユスリカ類、チョウバエ類、アメリカザリガニ、エラミミズ、サカマキガイ、チラカゲロウ、タニガワカゲロウ類、ニンギョウトビケラ類、ヒゲナガカワトビケラ類など
調査を終えて
さて、みなさんの調査した川はきれいでしたか?
川の汚れの主な原因はかつては工場からの排水でしたが、現在は、わたしたちの家庭から排出される生活排水が占める割合が高くなってきています。
魚たちが気持ちよく生息することのできる川にするためにも、廃油を回収し、直接排水口に流さないなど、身近なことから取り組んでいきましょう。
川の汚れの主な原因はかつては工場からの排水でしたが、現在は、わたしたちの家庭から排出される生活排水が占める割合が高くなってきています。
魚たちが気持ちよく生息することのできる川にするためにも、廃油を回収し、直接排水口に流さないなど、身近なことから取り組んでいきましょう。
水生生物調査結果
全国水生生物調査の結果は、ホームページに公開されています。詳しくは「全国水生生物調査のページ」をご覧ください。
参加方法
水生生物調査に参加を希望する団体は、下記までお問い合わせください。