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更新日付:2012年10月3日 環境保全課
津軽ダム 旧黒滝鉱さい堆積場の移設に係る環境影響評価準備書に対する意見の概要
環境影響評価準備書
説明会における住民意見の概要及び事業者の見解
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耐水シートの厚さ、耐久性や強度は。
→ 遮水シートの厚さは1.5mm以上の合成樹脂系の製品で、耐久性や強度などは基準を満たしている製品を使用します。
紫外線劣化については、30年以上耐久性があるという報告があります。
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最終処分場からの排水により、重金属による魚類への影響はないのか。
→ 浸出液処理施設を設置し、青森県の維持管理指針の基準を満たす水質まで水処理を行ってから放流しますので、魚類への影響は極めて小さいと予測しています。
住民意見の概要
住民意見はありませんでした。
審査会意見
- 埋立地内の造成平面の一部は、地山掘削と盛土によって形成されるが、両者は荷重に対する挙動が異なると考えられることから、具体的な土地の安定化対策を検討し、その内容を環境影響評価書に記述すること。
- 緑化計画については、法面緑化に係る具体的な記述がなく、養生期間中の降雨などによる土壌浸食が懸念されることから、土壌浸食対策防止の観点からの具体的な法面緑化の工法を検討し、その内容を環境影響評価書に記述すること。
- 事後調査として実施することととしている緑化のモニタリングについて、外来生物法で指定されている外来種の侵入が顕著な場合における具体的な対処方法を検討し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
- 地すべり地形の現地調査結果について、地すべり地形ではないとする根拠が不十分であることから、ボーリング調査等の結果を考慮した上で、専門家に確認するなどにより、地すべり地形ではないとする具体的な根拠を検討・整理し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
- 小動物の転落に配慮した地表水集排水設備について、側溝の寸法、スロープの設置間隔及び小動物の生態に配慮したとする根拠等が不明であることから、類似施設による導入事例等を参考にするなどにより、具体的な設計を行い、その概要を環境影響評価書に記述すること。
- 鳥類の予測結果について、生息環境に及ぼす影響は極めて小さいと予測しているが、事業実施区域及びその周辺は、「オオタカ」及び「クマタカ」の行動圏の一部となっており、また、「アカショウビン」等の繁殖環境となっている可能性があることから、工事中及び供用後における環境保全措置を検討した上で、事後調査の必要性について検討し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
- 供用時の人と自然との触れ合い活動の場へのアクセス性への影響は極めて小さいと予測しているが、利用者数が多い観光シーズンにおける混雑時間帯については、十分な検討がなされていないことから、時間帯ごとの影響を予測及び評価した上で、環境保全措置の検討及び評価を行い、その結果を環境影響評価書に記述すること。
知事意見
- 埋立地内の造成平面の一部は、地山掘削と盛土によって形成されるが、両者は荷重に対する挙動が異なると考えられることから、具体的な土地の安定化対策を検討し、その内容を環境影響評価書に記述すること。
- 緑化計画については、法面緑化に係る具体的な記述がなく、養生期間中の降雨などによる土壌浸食が懸念されることから、土壌浸食対策防止の観点からの具体的な法面緑化の工法を検討し、その内容を環境影響評価書に記述すること。
- 事後調査として実施することととしている緑化のモニタリングについて、外来生物法で指定されている外来種の侵入が顕著な場合における具体的な対処方法を検討し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
- 工事中の大気質、騒音及び振動は、環境影響評価項目として選定されていないが、近接する住居の移転が遅れるなどの状況によっては、工事による住居への影響が懸念されることから、環境影響評価項目に大気質等を選定することを検討し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
- 地すべり地形の現地調査結果について、地すべり地形ではないとする根拠が不十分であることから、ボーリング調査等の結果を考慮した上で、専門家に確認するなどにより、地すべり地形ではないとする具体的な根拠を検討・整理し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
- 小動物の転落に配慮した地表水集排水設備について、側溝の寸法、スロープの設置間隔及び小動物の生態に配慮したとする根拠等が不明であることから、類似施設による導入事例等を参考にするなどにより、具体的な設計を行い、その概要を環境影響評価書に記述すること。
- 鳥類の予測結果について、生息環境に及ぼす影響は極めて小さいと予測しているが、事業実施区域及びその周辺は、「オオタカ」及び「クマタカ」の行動圏の一部となっており、また、「アカショウビン」等の繁殖環境となっている可能性があることから、工事中及び供用後における環境保全措置を検討した上で、事後調査の必要性について検討し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
- 供用時の人と自然との触れ合い活動の場へのアクセス性への影響は極めて小さいと予測しているが、利用者数が多い観光シーズンにおける混雑時間帯については、十分な検討がなされていないことから、時間帯ごとの影響を予測及び評価した上で、環境保全措置の検討及び評価を行い、その結果を環境影響評価書に記述すること。