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更新日付:2012年3月7日 道路課
青森県の橋梁状況
青森県の橋梁数
青森県には15m以上の橋梁が779橋あり、高度経済成長時代後期の1970年以降に建設が集中しています。 そのため、今後大量の更新時代が到来することが予測されます。
青森県の地域特性
青森県は本州の最北端に位置しており、北に津軽海峡、東に太平洋、西に日本海、中央には陸奥湾と四方を海に囲まれている複雑な地理的環境下にあります。
また、人口も分散しており、合併後は3つの30万前後の都市が誕生する地方都市にはめずらしい地域特性を有しています。
また、人口も分散しており、合併後は3つの30万前後の都市が誕生する地方都市にはめずらしい地域特性を有しています。
また、冬期は季節風の影響で奥羽山脈を挟んで大きく気候条件が異なり、日本海側では雪が降りやすく、太平洋側では晴れた日が多く、空気も乾燥しています。
そのため、日本海側は積雪地域となり塩害による被害が発生しやすくなり、また太平洋側は凍結地域となり凍害の被害が発生しやすくなる状況にあります。
橋梁の劣化事例
前述した地理的・気候的条件により、青森県内の橋梁は、日本海側の沿岸部を中心に塩害による損傷が多く見られ、塗装の劣化や桁への亀裂などが発生しています。
また、凍害の被害も多く発生しており、特に排水型の伸縮装置が目詰まりをおこしそこからの排水が下部工へ悪影響を及ぼしている事例も見られます。