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更新日付:2024年9月1日 河川砂防課
高瀬川流域ふるさとの森と川と海保全地域
保全地域リーフレット
保全計画
保全地域の紹介
写真・文:ふるさと環境守人
小川原湖
小川原湖周辺には多くの沼が点在する。
これらの湖沼群は三本木原台地と太平洋砂丘地帯に挟まれ、縄文期頃に気候の低温下により海面が低下し、内海が後退したのと海岸砂丘の発達により湾口が狭められ、現在の湖沼群が形成された海跡湖であるとされている。
小川原湖は、国内の湖沼群としては11番目に位置し、汽水湖としては5番目に位置する。
面積は約63平方km、周囲約67km、平均水深約11m、最大水深25mとなっている。
周辺の沼は、姉沼、内沼、仏沼、田面木沼、尾駮沼、鷹架沼、市柳沼などである。
仏沼は、干拓により湿地として、ラムサール条約登録地となったことはよく知られるところである。
これらの湖沼群は三本木原台地と太平洋砂丘地帯に挟まれ、縄文期頃に気候の低温下により海面が低下し、内海が後退したのと海岸砂丘の発達により湾口が狭められ、現在の湖沼群が形成された海跡湖であるとされている。
小川原湖は、国内の湖沼群としては11番目に位置し、汽水湖としては5番目に位置する。
面積は約63平方km、周囲約67km、平均水深約11m、最大水深25mとなっている。
周辺の沼は、姉沼、内沼、仏沼、田面木沼、尾駮沼、鷹架沼、市柳沼などである。
仏沼は、干拓により湿地として、ラムサール条約登録地となったことはよく知られるところである。
湖への主な流入河川は土場川、高瀬川(七戸川)、花切川、砂土路川、姉沼川、である。
流出河川は高瀬川で、湖の北東端からおよそ北東に約7kmで太平洋に注いでいる。
また、小川原湖の水面標高は平均0.65mであり、潮の干満などで若干の海水が湖に流入するため湖にはコイ、フナ、ウナギ、ワカサギ、シラウオ、シジミ、モクズガニ、ヌマガレイ、ウグイ、サヨリなど多くの淡水性、汽水性、広塩性、いずれの魚介類も生息し、主に湖の北部には広塩性、南部には淡水性の魚介類が生息する。
流出河川は高瀬川で、湖の北東端からおよそ北東に約7kmで太平洋に注いでいる。
また、小川原湖の水面標高は平均0.65mであり、潮の干満などで若干の海水が湖に流入するため湖にはコイ、フナ、ウナギ、ワカサギ、シラウオ、シジミ、モクズガニ、ヌマガレイ、ウグイ、サヨリなど多くの淡水性、汽水性、広塩性、いずれの魚介類も生息し、主に湖の北部には広塩性、南部には淡水性の魚介類が生息する。
花切川
また、これらの湖沼群には多くの野鳥類が生息し、繁殖地ともなっている。
春から夏にかけこれら鳥類の営巣や育雛が流入河口付近で身近かに観察できるのも興味深い。
特に花切川は、住宅地に近く通年釣り人がいるにもかかわらず、カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、バン、オオバン、クイイナなど水鳥の育雛を確認している。
春から夏にかけこれら鳥類の営巣や育雛が流入河口付近で身近かに観察できるのも興味深い。
特に花切川は、住宅地に近く通年釣り人がいるにもかかわらず、カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、バン、オオバン、クイイナなど水鳥の育雛を確認している。
そのほか、ヨシキリ、オオセッカ、カワウ、サギ類や、オシドリ、スズガモ、ハシビロガモ、シノリガモなど多くのカモ類などが飛来する。
このような花切川の貴重な野鳥の生息環境は長く温存したいものである。
このような花切川の貴重な野鳥の生息環境は長く温存したいものである。
小川原湖の四季
小川原湖は、春には東北町小川原湖公園のイベントに向けたボランテアによる清掃作業に始まり、観桜会、花切川でのヘラブナ釣り大会、夏は湖水祭り、湖畔道を走るマラソン大会、花火大会などでわく。
冬には数百羽の白鳥が飛来し、また姉沼と内沼では毎年水面が結氷するので、多くのワカサギ釣りでにぎわう。
冬には数百羽の白鳥が飛来し、また姉沼と内沼では毎年水面が結氷するので、多くのワカサギ釣りでにぎわう。
夕日
小川原湖の東側から見た八甲田山に沈む夕日はよく知られているが西側から見る日の出に遭遇する機会は滅多にない7~8月にかけての日の出が特にきれいである。