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更新日付:2024年7月1日 青森県立あすなろ療育福祉センター
あすなろ療育福祉センター - リハビリテーション部門
当センターの外来診察を受けた後に、医師がリハビリテーションを必要と判断した場合は、医師の処方に基づき、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語療法(ST)を開始します。
原則として、個別に評価を行ったうえで、リハビリテーション(20分または40分程度)を行います。
原則として、個別に評価を行ったうえで、リハビリテーション(20分または40分程度)を行います。
リハビリテーションを受けるにあたって確認いただきたい事項
外来受診または通所により、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)が開始または継続される場合は、以下の事項についてご確認ください。
- 各療法はすべて、医師のリハビリ処方に基づいて行われています。
- 各療法の施行時間は、処方内容により20分程度(1単位)~60分程度(3単位)です。
- 各療法は、原則として予約制になっています。
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リハビリテーション処方の1クール(1回の処方内容を継続する期間)は3ヵ月となっています。
開始または更新から3ヵ月を経過した場合は、担当療法士の評価と医師の診察を受け、リハビリテーション計画の更新を受ける必要があります。 - 小児リハビリテーションの効果を上げるためには、ご家庭での療育が順調に行われることが必須の条件となっています。
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将来的に障がいが残存すると予測されるお子さんは、障がいの種類や程度によって各種福祉制度の利用を申請することができます。
当センターでは、身体障害者手帳申請のための診断書等を作成することができますので、ご希望の方は、担当医師または外来看護師にご相談下さい。
なお、制度の内容等について詳しくお知りになりたい場合は、お住まいの市町村の福祉担当窓口にお問い合わせください。
車いす等の装具の作製を希望される方へのご案内
車いす等の補装具は、日常生活の中で長時間使用するものであり、使用中の姿勢・動作に大きな影響を与えます。
適切な補装具を使用することは、ご本人の能力を引き出し、発達の促進、活動性の増加につながります。また、身体変形予防のためにも重要です。
当センターでは、利用者の皆様が車いす等の補装具を効果的に使用できるよう、適正なチェックを行っています。
車いす等の補装具の新調・調整を希望される場合は、医師・療法士へご相談ください。
各リハビリテーションのご紹介
理学療法(PT:Physical Therapy)

身体の障がいや運動発達の遅れがあるお子さんを対象に、座る、立つ、歩くなどの動作・トレーニング、身体を動かしやすくするためのストレッチや関節運動を楽しく実施できるよう工夫した運動療法を行います。
重い障がいをもつお子さんには姿勢ケアなどを行い、安定した日常生活を過ごせるように支援します。
作業療法(OT:Occupational Therapy)
作業療法では、日常生活活動(食事、着替え、トイレなど)や遊び、コミュニケーションが苦手なお子さんが、家庭や地域社会(保育園、学校など)に参加するために、遊びを中心とした作業活動を通して、年齢に応じた個々の発達課題(運動機能・日常生活技能・学習基礎能力・心理社会的発達など)や生活を考慮した治療・援助・支援を行います。
*「食べること」が苦手なお子さんには、家族への指導・助言を行います。
*変形予防のための手の装具(スプリント)を作製します。
*日常生活活動を行いやすくするために、スプーンなどの自助具を作製します。
*必要に応じて福祉機器の導入にあたり、助言・指導を行います。
言語聴覚療法(ST:Speech-Language-Hearing Therapy)
言語聴覚療法では、ことばが遅い、発音がはっきりしない、違う音になる、人とのやりとりがうまくいかないなどの心配のあるお子さんに、指導や助言を行います。
また、日常生活上の行動やコミュニケーションについて、お子さんの年齢や発達状態などに応じた支援を行います。