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更新日付:2024年4月15日 健康医療福祉政策課
令和6年度青森県公衆衛生医師募集
令和6年度青森県公衆衛生医師募集内容
募集概要は次のとおりですが、業務内容や給与・休暇等の諸制度など、ご不明の点等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
採用職種及び職務内容
医師
(2)職務内容
主に、各地域県民局地域健康福祉部保健総室(保健所)等において、公衆衛生医師として従事します。
採用予定人員
応募資格
(1)次のア及びイの要件を満たす者
ア昭和40年4月2日以降に生まれた者
イ医師の免許を有する者
ただし、平成16年4月1日以降に医師免許を取得した者にあっては、臨床研修を修了した者
(2)次のいずれかに該当する者は、応募できません。
ア日本の国籍を有しない者
イ禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
ウ青森県の職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
エ日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
◎併せて即戦力となるベテラン医師も積極的に採用できるよう、一般職の任期付職員(任期=3年、5年を超えない範囲内で任期更新)の募集を行っています。※一般職の任期付職員の受験資格に年齢制限はありません。
→詳しくはこちら
選考の方法
(1)方法 書類審査及び面接
(2)内容 履歴書等の内容を確認の上、面接を行います。
(3)面接日時 面接の日時、会場については別途お知らせします。
応募手続き
(1) 応募方法
希望者は、事前に連絡のうえ、市販の履歴書(下記の注意事項参照)と医師免許証の写しを青森県健康医療福祉部健康医療福祉政策課総務グループまで提出願います。
【履歴書に係る注意事項】
(ア)顔写真を貼付願います。
(イ)学歴(中学校以上を年代順に記入)、職歴及び賞罰の有無を記入願います。
(ウ)連絡先の住所、郵便番号及び電話番号を記入願います。
(2)受付期間
随時(※応募があり次第、受付は終了させていただく場合があります。)
合格から採用までの流れ
(1)合格者には健康福祉政策課から直接その旨を通知します。
(2)合格者については、原則として応募を受け付けした月の翌々月の1日付けで採用する予定です。
ただし、令和7年1月1日以降の応募については、原則として令和7年4月1日付けで採用する予定です。
(3)「職員の給与に関する条例」の規定に基づき、学歴、職歴等を勘案し給与を決定します。このほか支給要件に応じて、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当等が支給されます。
青森県社会医学系専門研修プログラム
社会医学系専門医制度は、一般社団法人社会医学系専門医協会が平成29年度から新たに開始した制度で、青森県では、社会医学系専門医の資格を取得することができる「青森県社会医学系専門研修プログラム」の認定を受けています。
公衆衛生医師として働きながら、3年間の研修を修了し、認定試験に合格することによって社会医学系専門医の資格を取得することができます。
【更新:令和2年9月3日】
青森県公衆衛生医師募集案内2020を作成しました。公衆衛生医師メッセージ全文を掲載しています。
- 公衆衛生医師メッセージ掲載しています!
青森県公衆衛生医師メッセージ(抜粋)
青森県では、県民あげての健康づくりに取り組んでいます。県民の健康と生活の安全・安心を守るため、私たちと一緒に働きませんか。(各医師の所属は、令和2年度時点です。)
臨床経験で培われた「決断力」
一方、臨床経験は役に立ちますが、経験を引きずらないことが必要と思います。「臨床でこうやっていたから、保健所でも・・・」とはいきません。公衆衛生が臨床と異なる点は、公衆衛生は法律や仕組みのもとに動きますので、臨床の感覚で動くことができないこともあります。ただ、臨床経験があると、臨床医の立場を理解できるので、同じ土台で話ができる強みにもなります。
また、脳外科医は目の前の一人の命にしか向き合えないのですが、公衆衛生は、たくさんの人々の生活習慣を変え、法律や制度の整備や事業の成果等により、ひょっとするとオセロのゲームのように、一度に黒から白に変えられる可能性があると感じています。
小医は病気を治す、中医は病人を治す、大医は国を治す
病気を正しく診断し、病人を治すことは医師として当然大事な仕事ですが、病気になる原因をそのままに本人が回復したとしても、また同じような環境に戻ってきた時に、病気が再発することは当然予想されます。生活習慣病はまさにそうした病気ですし、精神疾患の一部も同じようなことが言えると思います。病気の要因となる社会的な問題に対して、公衆衛生の視点から取り組むことによって、病気を予防し健康を増進する大切さを伝えていければと思っています。
多様なキャリアがあっていい、その選択の一つとして公衆衛生を
臨床医であろうと基礎研究者であろうと、これまでの経験が何らかの形で公衆衛生に活かすことができるものと実感します。公衆衛生に携わることで新たな視点を獲得し、視野も大きく広がります。臨床から公衆衛生へ、そしてまた臨床に戻る道があってもいいと個人的には思います。
今、臨床や研究の壁に向き合っている医師が、少し現場を離れて公衆衛生を目指してもいいのではないでしょうか。公衆衛生の道に入っても、これまでの臨床や研究の経験が活かされ、今後の医師としての人生に必ず役に立つと思います。
3.11~公衆衛生の最前線を実感した被災地支援~
東日本大震災発災時、私は岩手県沿岸の保健所長として勤務しておりましたが、広域大規模災害における被災地支援は、公衆衛生の最前線そのものであることを心底実感しました。被災地支援で最初に気づかされたことは、「その人の悲しみ(被害)をどんなものとも比較しない、支援者の立場で「こうだ」と決めつけない」ことです。
被災地にとって先が見える安全な暮らしや安心して働くことができる社会を実現するために「住民の生活を包括的に支援する姿勢」を持つことが重要です。そして、公衆衛生が地域で生活する全ての人たちにとって必要不可欠なものであるということを、できるだけ多くの人たちに分かりやすく伝え続けることが使命だと考えます。
- 公衆衛生医師メッセージ(全文)は青森県公衆衛生医師募集案内2020に掲載しています
参考
- 災害医療圏域研修
- 災害医療圏域研修
- 保健所内災害研修
- 保健所内災害研修
・月額77万円程度(初任給調整手当、診療手当、地域手当を含む。)※6年生大学卒業後、6年の臨床経験を有する方の場合
この他、支給要件に応じて、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当等の各種手当が支給されます。
イ 勤務時間
・1週につき38時間45分、1日7時間45分
ウ 休日
・土・日曜日、国民の休日、年末年始(12月29日から1月3日まで)
エ 有給休暇
・年次休暇…4月採用の場合は年15日、その翌年からは年20日
・特別休暇…結婚休暇、服忌休暇、夏季休暇等
オ 子育て支援、介護支援
・子育て支援…妊産婦通院休暇、育児休業、育児休暇、子の看護休暇等
・介護支援…介護休暇、短期介護休暇等
(4)充実した学会・研修等のサポート
- 県外等で実施される専門研修、学会等に参加し、より専門的な知識・技術を習得することが可能です。(派遣研修等:国立保健医療科学院専門課程、結核研究所医師研修、日本公衆衛生学会、東北公衆衛生学会等)
- 臨床時に習得した専門医等の資格を継続することも可能です。(予算の範囲内で専門医等の資格維持に係る研修・学会の費用を公費で負担)
- その他の研修等については、必要性に応じて職務専念義務の免除を行うことで参加が可能です。なお、長期研修については、研修期間にもよりますが、調整によりできるだけ参加できるよう配慮しています。
Q1 青森県で働く公衆衛生医師は何名いますか?
A1 令和6年4月1日現在、3名です。
Q2 男女比はどうですか?
A2 令和6年4月1日現在、男性2名、女性1名となっています。
Q3 どのようなところで働くのですか?
A3 青森県内の保健所や県庁(健康医療福祉部)などに勤務します。県内に保健所は6カ所あります。
Q4 専門が公衆衛生ではありませんが、大丈夫ですか?
A4 これまで、公衆衛生分野にとどまらず、様々な専門分野、診療科を経験した医師、また、臨床医での経験が長い医師も青森県に入庁しており、これまで培った経験や専門性を公衆衛生の現場で発揮しています。また、公衆衛生医師として必要な知識は、採用後に研修を受講し取得することができます。行政医師として、歯科医師、獣医師、薬剤師、保健師、栄養士等様々な専門職員と連携しながら、地域保健の普及活動から衛生環境業務まで幅広い分野で企画、調整、指導を行い、髙いリーダーシップを発揮することができます。
Q5 転勤はありますか?
A5 勤務場所は、県内で数年ごとに異動しますが、異動先は本人の意向を踏まえて決定されます。
Q6 子育てをしながらでも勤務は可能ですか?
育児休業、部分休業、育児短時間勤務等支援制度が充実しており、育児と仕事を両立できる環境にあります。また青森県は待機児童数が少ないことも子育てしやすい魅力の一つです。
Q7 土日の出勤はありますか?残業はありますか?
A7 感染症事案等緊急時対応、研修会参加等土日や休日の出勤、夜間の相談等時間外勤務もあります。休日などに出勤した場合は、平日に代休を取ることができます。
Q8 休暇はとれますか?
A8 年間20日有給休暇があるほか、育児や看護(子、親等)休暇等特別な理由がある場合に取得できる休暇制度も活用できます。その他、夏季休暇は4日取得することとなっており、臨床医と比べると休暇は取りやすいものと思います。
Q9 学会出張は可能ですか?研修は参加できますか?
A9 学会や研修の内容等にもよりますが、学会や研修の参加は可能ですし、公務として参加することもできます。
Q10 臨床との兼業は可能ですか?
A10 地方公務員は兼業を禁止されており、職務に専念する義務があります。任命権者の許可により、職位、臨床の内容、時間帯等条件を踏まえ、例外的に認められるものもありますので、詳しくはお問い合わせください。
Q11 業務内容、給与、服務等細かいことを知りたいのですが?
A11 些細なご質問でも承ります。連絡は、以下メールでも電話でもお待ちしています。
連絡先 青森県健康医療福祉部健康福祉政策課 総務グループ(公衆衛生医師担当)
E-Mail kkenkofu@pref.aomori.lg.jp
Tel 017-734-9276
Q12 もっと詳しく業務内容等を聞きたいので、公衆衛生医師から直接話を聞いたり、保健所等を見学することはできますか?
A12 大歓迎です。ご一報いただければ、日程等調整をさせていただきます。連絡は以下メールでも電話でもお待ちしています。(連絡先はA11に同じ)
このホームページでは、全国保健所長会の活動や地域保健、公衆衛生関係の情報提供を行っています。
「青森県移住・交流ポータルサイト あおもり暮らし」より青森県の移住や県内市町村の暮らし情報が掲載されています。
「青森県観光情報サイト―アプティネット―」より県内の観光スポット等が掲載されています。
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