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更新日付:2021年9月9日 中南地域県民局地域農林水産部
【大鰐町】 農山漁村の「地域経営」取組事例
大鰐地域担い手育成総合支援協議会の取組
大鰐町は、米とりんごを基幹とし、野菜、果樹、畜産、花きなどが生産されており、温泉もやしや青森シャモロックなどが特産品です。大鰐町担い手育成総合支援事業の取組により、平成29年4月に大鰐営農組合が『農事組合法人おおわに』として法人化しました。同法人は現在地域の中心的営農組織として、担い手不足や遊休農地の解消に向けた活動に取り組んでおり、協議会では組織経営の安定化に向けて継続した支援を実施しています。
1 協議会主催事業による大鰐営農組合の法人化支援【モデル事業】
法人化により『(農)おおわに』の経営面積が増加し、作物ごとの団地化が進みました。また、秋田県種苗交換会視察研修での情報をもとに、平成29年度、産地パワーアップ事業により、乗用管理機(ブームスプレーヤー)、肥料等の電動散布機、溝掘り機、コンバインをリースで導入し、農作業の効率化が図られています。
計画当初はタンク容量1,000ℓクラスを検討しましたが、ほ場の状況を考慮して650ℓの機種を選定しました。また、作業時の安全を確保する観点からキャビンがついたものとしました。
視察研修により有用性を認識したため、電動散布機を導入しました。肥料や薬剤等を効率的に散布し、作業効率の向上を図ることが可能となりました。
転作田での排水対策を効率的に行うため、明きょを形成する溝掘り機を導入しました。これにより、栽培管理がしやすくなり、作業効率の向上や省力化を図ることが可能となりました。
大豆などの収穫遅延による品質低下を防止するために導入し、上位等級比率の向上と単収増加に取り組んでいます。