「やさしい手の会」　～八戸地域認知症者を抱える家族の会～

　認知症は、全国で462万人とも言われ、10年後には700万人に増えると予測されています。認知症は、本人にとって不幸なことですが、それ以上に大変なのが家族です。食事、着替え、入浴といった日常の介護は、経済的にも心理的にも大きな負担となります。そのような家族の悩みや苦しみを吐き出して心を少し軽くしませんか？


【発足の経過】
　昭和59年、県内各保健所で、痴呆性老人介護教室及び痴呆性老人を抱える家族の懇談会が開催されたことがきっかけとなり、平成3年、八戸地域痴呆性老人を抱える家族の会「やさしい手の会」が発足しました。当初、事務局は八戸保健所（現三戸地方保健所）においていましたが、平成13年からは会員が事務局となり、会を運営しています。

【目的】
認知症者を抱える家族の会などの交流を通して、
（1）介護者が心やすらぐ場とする。
（2）介護知識の情報交換や、諸制度の活用を知らせあう場とする。
（3）役に立つ制度や体制づくりに寄与する。
（4）地域全体が認知症者を理解するよう普及啓発する。

【活動】
（1）家族の集い
（2）会報の発行
（3）日常相談
（4）学習会
（5）普及啓発

【会員数】
21名(令和5年4月末現在）

【会費】
年2,000円

※連絡先を知りたい方は、健康増進課（内線287）までお電話ください。