【平内町】　農山漁村の「地域経営」取組事例

平内町担い手育成総合支援協議会の取組

平内町では、豊富な農林水産資源をいかした加工・直売活動等の支援に取り組んでおり、近年では自治会の単位で直売に取り組む事例もでてきました。
マネジメント部会では、地域の若手農業者を参集しての地域農産物の商品力アップに向けた意見交換や商品化の試行、地域住民が主体となって取り組む地域コミュニティ活動への支援等を行っています。

若手農業者の連携・協働の推進

町内の若手農業者（5名）を参集した意見交換において、ホタテに加えて、町の新たな特産品となり得る農産物の試作・販売に取り組もうという機運が高まり、品目の選定、先進事例の調査、ネーミング・パッケージなどの検討を行ってきました。
今後は、これらの農産物の生産・販売はもちろん、加工品の試作などの実践活動を通じて、顧客等からのフィードバックを得ることとしています。

直売所活動を軸とした地域共生社会の実現に向けた取組

平成28年度に設立された藤沢活性化協議会が、同年7月に直売所「ふんちゃ」をオープンしました。同協議会は「やれることを・無理せず・楽しく」をモットーに、加工品開発等による販売期間やアイテム数の拡大、販売額向上等に取り組みながら、直売所を地域住民のコミュニティ活動の拠点に位置づけ、地域共生社会の実現に向けた検討会を継続開催しています。