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更新日付:2021年9月10日 東青地域県民局地域農林水産部
【外ヶ浜町】 農山漁村の「地域経営」取組事例
外ヶ浜町担い手育成総合支援協議会の取組
外ヶ浜町では、旧蟹田地区の6つの集落営農法人を単位とした地域営農活動を展開してきましたが、高齢化に伴うオペレータ・補助作業員などの担い手不足や効率的な作業体系の導入などが課題となっています。これらの地域課題の解決に取り組むことを目的に、令和元年8月、域内の全集落営農法人(6法人)が出資する「(株)アグライズ外ヶ浜」を設立しました。同法人は、水稲の収穫・乾燥・調製や大豆・そばの基幹作業を広域で作業するとともに、各集落営農法人や農地保全会・自治会などの地域組織の経理事務や運営支援にも取り組んでいます。
マネジメント部会では、集落営農法人間の連携体制のさらなる強化に向けた話し合いを行うとともに、生産や農地保全以外の地域活動で集落営農組織に求められる役割などについての情報交換を行うことで、多様な地域活動の展開につなげていくこととしています。
地域貢献型経営体レベルアップ推進事業
株式会社アグライズ外ヶ浜(外ヶ浜町蟹田)
集落エリアにとらわれない作業計画・オペレータ配置等を可能とするとともに、ほ場整備組合や農地保全会などの多様な地域団体との連携がスムーズになり、経営資源の効率的な活用などを一元的にリードできるようになりました。
令和2年度は、大豆・そば用の汎用コンバインを導入し、6つの集落営農法人による広域での収穫作業に取り組んでいます。オペレータの作業エリアの広域化に対応するため、農作業危険箇所マップの作成やスマート農業技術の導入による省力・軽労化の検討にも取り組んでいます。
- 汎用コンバインでの大豆収穫風景