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更新日付:2019年2月26日 上北地域県民局地域健康福祉部保健総室(上十三保健所)
献血ってなんだろう
☆献血とは☆
献血とは、健康な人が輸血を必要とする患者さんのために、自分の血液を無償で提供することです。
ガンや白血病、交通事故による大量出血等で輸血を必要としている方が、全国で1日あたり約3000人いると言われています。しかし、血液は長期保存が困難なだけではなく、人工的に製造することもできません。したがって、
継続的な血液の供給が必要です。
☆県内の献血者数内訳☆
多くの方に献血への御協力をいただいていますが、県内の献血量だけでは県内の医療機関の需要をすべて賄うのは難しく、不足分は他県から供給を受けているのが現状です。
献血者の年齢分布を見ると、40代から50代が約50%を占めている一方、10代から20代は約23%にとどまっています。輸血を受ける人の多くが50歳以上であることから、輸血需要は今後も増加していく見込みであるのに対し、
献血者数は10代や20代の若者を中心に著しく減少傾向にあります。
献血量が不足すると輸血を必要としている患者さんに血液製剤が届けられないため、一人でも多くの方、特に
若者による献血への御協力が不可欠です。
☆献血の種類と採血基準☆
☆献血の間隔表☆
※65歳から69歳までの献血は、 60歳から64歳までに献血の経験がある方に限られます。
☆青森県では400mL献血と成分献血を推進しています☆
青森県では「東北管内及び県内の医療機関で必要な血液はすべて善意の献血で確保する」ことを基本に、血液製剤を必要とする患者さんに安全性の高い血液を確保、供給するため、毎年度「青森県献血推進計画」を策定し、特に400mL献血及び成分献血を推進しています。
☆400mL献血と成分献血が推奨されている理由☆
全血献血のうち、医療機関からの需要の90%が400mL献血であることが挙げられます。たとえ血液型が同じでも、一人ひとりの血液は完全に同一ではありません。したがって、複数の献血者の血液を合わせて一人の患者さんに輸血するほど、副作用の起こる可能性は高まります。例えば800mLの輸血が必要な場合、200mL献血では4人分の血液が必要になるのに対し、400mL献血の場合は2人分の血液で賄うことになります。したがって400mL献血は200mL献血に比べ、患者さんへの副作用及び感染症のリスクを低減させることができます。
成分献血から作られる血小板製剤は、白血病やがん、血小板減少症など多くの疾患に用いられています。しかし、血小板製剤を必要としている患者さんが年々増加しているだけでなく、有効期間が4日間と非常に短いため、継続的な確保が必要です。
☆献血を御遠慮いただく場合があります☆
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特定の病気にかかったことのある方
心臓病、悪性腫瘍、けいれん性疾患、血液疾患、ぜんそく、脳卒中など
- 服薬中、妊娠中・授乳中、発熱等の方
- エイズ、肝炎などのウィルス保有者、又はそれと疑われる方
- 輸血歴、臓器移植歴のある方
- 6ヶ月以内にピアスの穴をあけた方
- 6ヶ月以内にいれずみを入れた方
- 一定期間内に予防接種を受けた方
- 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)をした方
- 海外旅行者及び海外で生活した方
- クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、又はそれと疑わしい方
☆献血できる場所☆
県内で献血できる場所は、以下の献血ルーム(2ヶ所)のほか、お近くの会社や学校、地域などに献血バスが運行されています。
献血ルーム紹介
青森献血ルーム
青森市長島1丁目3-1(日赤青森県支部4階)
休業日 1月1日、12月31日
受付時間
全血献血 9:30~12:30、14:00~17:00
成分献血 9:30~11:50、14:00~16:20
お問い合わせフリーダイヤル 0120-649-489
弘前献血ルーム CoCoSA
弘前市大字駅前町8-1(大町タウンビル2階)
休業日 1月1日、12月31日
受付時間
全血献血 9:30~12:30、14:00~17:00
成分献血 9:30~11:50、14:00~16:20
お問い合わせフリーダイヤル 0120-768-489