上北地域県民局長の挨拶

　令和６年４月から上北地域県民局長として赴任いたしました、千葉です。

　上北地域は、八甲田連峰の裾野から太平洋にまで至り、２市６町１村で構成されています。広大で肥沃な大地は、ごぼう、長いも、にんにくといった野菜や畜産物の産地として知られ、さらにはひめます、しじみなどの水産物にも恵まれた食の宝庫です。

　また、令和６年3月に、環境省の取組である「国立公園における滞在体験の魅力向上のための先端モデル事業」に十和田湖八幡平国立公園（十和田湖地域）の休屋地区が利用拠点として選定されたことで、当地域への観光の機運も高まっています。

　県では、令和６年度から、「青森県基本計画『青森新時代』への架け橋」をスタートさせており、「しごと」、「健康」、「こども」、「環境」、「交流」、「地域社会」、「社会資本」の７つの政策テーマに基づく各種施策を推進するとともに、最重要課題であるこども・子育て「青森モデル」の実現に向けた支援策の充実、本県の将来を見据えた教育改革の推進や各分野におけるDXの加速、直面する物流の2024年問題や物価高騰への対応等に重点的に取り組んでいきます。

　当県民局としても、上北地域の取組方針として掲げている

１　強みを生かした持続的な農林水産業の発展
２　域資源を生かした魅力的な地域づくり
３　安全・安心で健康に暮らせる地域づくり
４　多様な人財が地域とつながる持続可能なコミュニティづくり

の実現に向けて、積極的に取組を進めてまいります。

　上北地域が将来にわたって活力ある地域となれるよう、管内の皆様と協力し、力を合わせて地域課題解決に向けた取組や地域づくりを進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。