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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
漆掻き用具製作
漆掻き用具製作
- 写真提供 田子町教育委員会
指定区分 | 選定保存技術(選定) |
名称 | うるしかきようぐせいさく 漆掻き用具製作 |
所在地 | 三戸郡田子町田子 |
保持者 | 中畑 文利 |
選定年月日 | 平成7年5月31日 |
問合せ先 | 田子町教育委員会教育課 TEL0179-20-7070 |
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漆採取には、漆樹を痛めず良質の漆を多く採集するため、特別に発達した道具が使用されてきた。
荒皮を剥ぐための曲り鎌、樹幹に溝をつけるための掻き鎌、漆液を採る掻き篦、漆を桶に移し替えるときに使う金属箆のゴクリ、最後の漆を採るときに荒皮を剥くエグリ鎌等があり、これらの用具は、掻さ手の要望に応じて一本ずつ微妙に調整して製作されている。
現在、全国でも唯一の技術者が中畑氏であり、亡父(中畑長次郎氏)と2代続けて保持者として認定され、技術の保存・伝承を図っている。
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