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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
岩木山神社楼門
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岩木山神社楼門
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 重要文化財 |
名称及び員数 | いわきやまじんじゃろうもん 岩木山神社楼門 1棟 |
所在地 | 弘前市大字百沢字寺沢27 |
所有者 | 岩木山神社 |
指定年月日 | 明治41年4月23日 |
公開状況 | 外観のみ公開 |
問合せ先 | 岩木山神社 TEL0172-83-2135 |
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時期 〈江戸時代前期 寛文7年(1628)〉
下居宮の別当寺であった真言宗寺院の百沢寺の楼門として、寛永5年(1628)に建てられたものである。
五間三戸の楼門という形で、入母屋造とち葺型銅板葺である。総高17.85mという壮大なもので、丹塗り一色の色彩と合わせて、見る者を圧する趣がある。
下層の腰組は禅宗様三手先詰組で通肘木を用いて、軒支輪と拳鼻とを付けている。上層の二軒繁垂木を支える組物も禅宗様の三手先詰組であるが、こちらでは尾垂木を入れて支輪を見せずに軒天井を張っている。全体として禅宗様を基調としながら、細部に和様が混用されている。
弘前市の長勝寺三門と同時期に造られたものであり、構造手法も酷似しており、同一人か同系統の技術者の手によるものと思われる。