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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
津軽家霊屋 環月臺、碧巌臺、明鏡臺、白雲臺、凌雲臺
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津軽家霊屋 環月臺、碧巌臺、明鏡臺、白雲臺、凌雲臺
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 重要文化財 |
名称及び員数 | つがるけたまや かんげつだい、へきがんだい、 めいきょうだい、はくうんだい、りょううんだい 津軽家霊屋 環月臺、碧巌臺、 明鏡臺、白雲臺、凌雲臺 5棟 |
所在地 | 弘前市大字西茂森1丁目23-8 |
所有者 | 長勝寺 |
指定年月日 | 昭和61年1月22日 |
公開状況 | 非公開 |
問合せ先 | 長勝寺 TEL0172-32-0813 |
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時期 〈江戸時代前期から後期〉
長勝寺境内に、弘前藩歴代の藩主やその奥方の霊屋が、初代為信の御影堂より南へほぼ一直線に5棟並んで建っている。
建築年代の古い順にみると、環月臺は初代為信室の霊屋で、初め寛永5年(1628)に建立されたが寛文12年(1672)に再建されている。碧巌臺は2代藩主信枚の霊屋で寛永8年(1631)に、明鏡臺は2代信枚室のもので寛永15年(1638)に建立されたものである。
白雲臺は3代藩主信義の霊屋で明暦2年(1656)に、凌雲臺は6台藩圭信著のもので宝暦3年(1753)に建立されている。
5棟とも素木造で、正面1間・側面2間・背面2間で、入母屋造の妻入として柿葺の屋根である。
内部は板床で天井は鏡天井とし、周囲の壁には板卒塔婆を巡らし、中央に石造無縫塔を安置している。その天井に白雲裏では「天人」が、他の4棟には「龍」が極彩色で描かれている。
5棟とも霊屋の前面に門を構え、そこから玉垣を回してそれぞれが独立した形で建ち並んでいる。ともに同様の規模でありながら、細部の様式がそれぞれに異なり、その時代的変化をみることができるのも興味深い。
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FAX:017-734-8280
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