ホーム > 組織でさがす > 教育委員会 > 文化財保護課 > 高照神社本殿、中門、西軒廊、東軒廊、拝殿及び弊殿 随神門、津軽信政公墓、廟所拝殿、廟所門
関連分野
- くらし
- 文化財保護
更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
高照神社本殿、中門、西軒廊、東軒廊、拝殿及び弊殿 随神門、津軽信政公墓、廟所拝殿、廟所門

高照神社本殿、中門、西軒廊、東軒廊、拝殿及び弊殿
随神門、津軽信政公墓、廟所拝殿、廟所門
指定区分 | 重要文化財 |
名称及び員数 | たかてるじんじゃほんでん、ちゅうもん、 にしこんろう、ひがしこんろう、はいでん およびへいでん、ずいしんもん、 つがるのぶまさこうぼ、 びょうしょはいでん、びょうしょもん 高照神社本殿、中門、西軒廊、 東軒廊、拝殿及び弊殿 随神門、津軽信政公墓、 廟所拝殿、廟所門 8棟 2基 |
所在地 | 弘前市大字高岡字神馬野87 弘前市大字高岡字獅子沢128-92 |
所有者 | 高照神社、個人 |
指定年月日 | 平成18年7月5日 |
公開状況 | 公開(拝殿、幣殿)、ほか外観のみ公開 |
問合せ先 | 弘前市教育委員会文化財課 TEL0172-82-1642 |
-
時期 〈江戸時代中期 正徳元年から
文化12年 (1711~1815)〉
高照神社は、弘前4代藩主信政が神式で埋葬された所であり、5代藩主信寿により、吉川神道の思想に基づいて配置された貴重な遺構である。7代藩主信寧が拝殿を造り替え、9代藩主寧親が随神門、廟所門を建てている。
東から鳥居、随神門、拝殿及び幣殿、中門、本殿が東西軸上に建ち並び、津軽信政公墓のある廟所は、本殿の約200メートル西方にある。
本殿は、桁行3間・梁間3間の入母屋造こけら葺で、屋根の正面に千鳥破風を載せており、一段低く造られた1間の向拝には、唐破風を付けている。
中門は、1間1戸の平唐門のこけら葺である。
本殿から中門に至る西軒廊と、中門から幣殿に至る東軒廊は、桁行4間、梁間1間の切妻造こけら葺で、東軒廊の幣殿側1間は一段高い屋根とする。
拝殿及び弊殿は、背面を突出した凸型平面である。拝殿は、桁行7間、梁間3間の入母屋造こけら葺で、正面に千鳥破風を置き、3間の向拝には軒唐破風を載せる。幣殿は、正面3間、側面2間の切妻造こけら葺で、拝殿背面中央に接続する。
随神門は、3間1戸の八脚門で、切妻造鉄板葺である。
本殿の後方に位置する廟所は、石造の津軽信政公墓が前後に並び、この前面の廟所拝殿、正面の廟所門で構成され、周囲に石垣と土塁を築き、瑞垣と木柵を廻している。
本墓と呼ばれる後方の津軽信政公墓は、二重の八角形石造台座の上に八角形石柱を立て、頂部に笠石を載せる。拝墓と呼ばれる前方の津軽信政公墓は、三重の方形石造台座の上に方形石柱を立てる。
廟所拝殿は、桁行3間、梁間2間の切妻造銅板葺で、背面中央に正面1間、側面1間の切妻造の突出部を設ける。
廟所門は、一間腕木門で、屋根は起りのある切妻造銅板葺である。
関連ページ
この記事についてのお問い合わせ
文化財保護課
電話:017-734-9919
FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。