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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
岩木山神社本殿、奥門、瑞垣、中門
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岩木山神社本殿、奥門、瑞垣、中門
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 重要文化財 |
名称及び員数 | いわきやまじんじゃほんでん、おくもん、みずがき、ちゅうもん 岩木山神社本殿、奥門、瑞垣、中門 4棟 |
所在地 | 弘前市大字百沢字寺沢27 |
所有者 | 岩木山神社 |
指定年月日 | 昭和46年6月22日 昭和61年1月22日 追加指定(中門) |
公開状況 | 外観のみ公開 |
問合せ先 | 岩木山神社 TEL0172-83-2135 |
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時期 〈江戸時代中期 貞享3年(1686)から元禄7年(1694)〉
本殿をはじめ、奥門、瑞恒、それに中門などは、楼門や拝殿(大堂)より遅れて、弘前4代藩主信政が貞享3年(1686)より元禄7年(1694)までの年月を要して建立したものであり「下居宮」と称されている。 本殿は、三間社流造の正面に千鳥破風と軒唐破風とを付けた形式である。柱や梁や桁のほかに壁や扉などを黒漆塗りとし、随所に金箔を押し、多用されている彫刻には極彩色を施し、金鍍金の飾金具を付けて装飾している。
奥門は、一間一戸の向唐門での形式で、本殿と同様に彫刻が充満し、黒漆を主体とした極彩色が施されている。
瑞垣は、奥門の両端から本殿を一周し、窓の上の羽目板には、鳥獣などの絵が描かれている。
中門は、拝殿の前に建つ切妻造とち葺型銅版葺の四脚門である。柱などの軸部は黒漆塗りとし、木鼻や袖切などの絵様部分には朱漆を用い、蟇股や欄間の彫刻には極彩色が施されており、本殿や奥門と同様な豪華絢爛な意匠となっている。