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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
三尊仏及びその厨子堂

三尊仏及びその厨子堂
指定区分 | 県重宝 |
名称 | さんぞんぶつおよびそのずしどう 三尊仏及びその厨子堂 1棟 |
所在地 | 弘前市大字西茂森1丁目23‐8 |
所有者 | 長勝寺 |
指定年月日 | 昭和32年1月11日 |
公開状況 | 公開 |
問合せ先 | 長勝寺 TEL0172-32-0813 |
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時期 〈江戸時代前期 寛永15年(1638)〉
三尊仏は、津軽為信が慶長8年(1603)に岩木山百沢寺大堂の本尊として祭ったものと伝えられ、三体とも寄木造り、胡粉箔仕上げの桃山時代の作とみられる。
厨子堂は岩木山百沢寺大堂の内陣に置かれていた建築型厨子であり、寛永15年(1638)ころに造営された。大型の1間厨子で、入母屋造の木瓦葺である。いたるところに龍や松の彫刻を彫り、漆を塗り、金箔を押し、極彩色の文様を描いており、現在は「華御堂」と呼ばれている。
豪華華麗ではあるが、落ちついた配色で、見る者を感動させるものがあり、江戸時代初期の特徴をよく示している秀作である。
明治初期に長勝寺境内の蒼竜窟に移されたものである。
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FAX:017-734-8280
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