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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
袋宮寺本堂
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袋宮寺本堂
指定区分 | 県重宝 |
名称 | たいぐうじほんどう 袋宮寺本堂 1棟 |
所在地 | 弘前市大字新寺町26 |
所有者 | 袋宮寺 |
指定年月日 | 平成6年4月25日 |
公開状況 | 公開 |
問合せ先 | 報恩寺 TEL0172-33-1382 |
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時期 〈江戸時代中期 宝永元年(1704)〉
本堂とされているが、三間四方に裳階のついた観音堂であり、境内仏堂ともよばれるこの種の建築では、県内において、年代的に延宝4年(1672)建立の七戸町の見町観音堂に続くものである。
袋宮寺は天台宗の寺院で、弘前市樋の口にある熊野宮(本殿は県重宝)の別当寺であったが、明治に廃止されたため、現在地の報恩寺に所属していた無量院観音堂を本堂として用いたものである。建立は報恩寺本堂と同じく宝永元年(1704)だと伝えており、宝永2年(1705)の「奉練行愛染明王秘宝(後略)」という墨書なども残されている。
3間に裳階付きの形態や大斗実肘木という組物など、珍しい技法が示されており、各部の手法も優れたものであり、時代の特徴が如実に表れている建築である。
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