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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
旧圓子家住宅
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旧圓子家住宅
指定区分 | 県重宝 |
名称 | きゅうまるこけじゅうたく 旧圓子家住宅 1棟 |
所在地 | 三戸郡五戸町大字倉石中市字中市62-7 |
所有者 | 五戸町 |
指定年月日 | 平成13年6月29日 |
公開状況 | 公開(有料、事前に申込み必要) |
問合せ先 | 五戸町教育委員会 教育課 TEL0178-62-7965 |
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時期 〈江戸時代末期〉
圓子氏は岩手県円子舘領主に関わる者であったと推定され、五戸の与力、御給人をへて、120石の盛岡藩御支配となり、幕末まで盛岡に在住し、明治16年に旧倉石村中市に移ってきたが、その頃、分家が住んでいた住宅が旧圓子家住宅と思われる。
明治末頃に、旧家来に屋敷を譲渡するために馬屋部分を撤去しほぼ現況の住宅になったが、その後も改造が加えられ、茅葺屋根が鉄板葺になった。
旧倉石村指定文化財として保存され、平成4年4月から平成5年3月まで復原修理工事が行われ、完成後は旧圓子家に関する資料の展示施設として一般に公開されている。
玄関・座敷・ジョイ・ダイドコ廻りを中心に間取り・架構・意匠が、建築当時の様子をよく保存している。玄関に切妻面を見せたT字型の屋根も青森県内には事例がなく、建築意匠の変容を知る上でも貴重である。
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FAX:017-734-8280
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