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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
釣燈籠
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釣燈籠
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | つりどうろう 釣燈籠 1個 |
所在地 | 弘前市大字百沢字寺沢27 |
所有者 | 岩木山神社 |
指定年月日 | 昭和31年5月14日 |
公開状況 | 非公開 |
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時期<室町時代中期>
銅板に金を鍍金した金銅に、花紋が透彫りされた六角の釣燈龍で、建物の軒裏に釣り下げる。
6箇所ある稜と呼ばれる柱の部分には、それぞれ鑢で銘文が刻まれており、三上盛介が施主となり、鼻和郡大浦郷の西勝院弘信法師が願を立て岩木山に祈念して永正14年(1517)八月に奉納したものであることがわかる。西勝院は、後に弘前へ移され津軽領内総寺社の総録となる最勝院である。
岩木山神社は、古くその起源を遡るといわれるが、幾変遷を経てその史料は稀であり、この釣燈篭は室町期の貴重な遺物である。