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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
短刀 銘奥州津軽住国廣
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短刀 銘奥州津軽住国廣
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | たんとう めいおうしゅうつがるじゅうくにひろ 短刀 銘奥州津軽住國廣 1口 |
所在地 | 弘前市大字高岡字獅子沢128-112 (高岡の森弘前藩歴史館) |
所有者 | 弘前市 |
指定年月日 | 昭和41年5月25日 |
公開状況 | 企画展示内容により公開(有料) |
問合せ先 | 高岡の森弘前藩歴史館 TEL0172-83-3110 |
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時期<江戸時代前期>
国廣は、尾張国(愛知県)伯耆守信高の門人を経て、天和3年(1683)に弘前4代信政によって召し抱えられた新刀期の刀工である。
この刀は、元禄期に作刀されたと考えられ、山形の背をもつ庵棟に棟角から刃先にかけて平面に近い平造で、反りのない姿はよく整っている。鍛は板目がよくつみ、焼刃は、直線的な直刃調に、鋩子は切先に沿って小さな曲線を描く小丸である。
国廣は、森宗、国吉とともに津軽刀工の三傑と称され、この短刀は、県内に現存する唯一の貴重な資料である。