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更新日付:2023年2月27日 文化財保護課
金梨子地牡丹紋散蒔絵衛府太刀拵
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金梨子地牡丹紋散蒔絵衛府太刀拵
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | きんなしじぼたんもんちらし まきええふたちこしらえ 金梨子地牡丹紋散蒔絵衛府太刀拵 1口 |
所在地 | 黒石市市ノ町20 |
所有者 | 黒石神社 |
指定年月日 | 昭和49年10月14日 |
公開状況 | 非公開 |
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時期<江戸時代末期 >
衛府太刀拵とは、儀式・贈答用ではなく、実用を主とする兵杖の太刀拵で、衛府の官人がはい用したところからこの名がある。
柄には鮫皮が巻かれ、金の俵鋲が表に4個、裏に5個施されている。金梨子地の鞘には、黒石津軽藩家の家紋である五葉の牡丹紋を散らしており、拵金具には、素銅地に金色絵五葉牡丹紋と唐草文を施している。衛府拵の特徴でもある革緒は、緑色染めで優美である。
黒石藩十一代津軽承叙が明治維新に際し藩祖信英を祀る黒石神社に奉納したものであり、一部蒔絵に損傷はみられるものの、おおむね保存様態はよく貴重である。