ホーム > 組織でさがす > 教育委員会 > 文化財保護課 > 日本刀 銘津軽住安宗
関連分野
- くらし
- 文化財保護
更新日付:2023年3月10日 文化財保護課
日本刀 銘津軽住安宗

日本刀 銘津軽住安宗
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | にほんとう めいつがるじゅうやすむね 日本刀 銘津軽住安宗 1口 |
所在地 | つがる市森田町 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 昭和56年4月18日 |
公開状況 | 非公開 |
-
時期<江戸時代前期>
安宗の出生地は不明であるが、最初江戸の大和守安定門に入り、その後京の近江守久道の門に学んでいる。寛文12年(1672)には宣旨を受け、陸奥守大掾橘盛宗と改名し、扶持50石で弘前藩お抱えの鍛冶となり、元禄4年(1691)70歳で亡くなっている。なお、盛宗・安宗ともに紀年銘のあるものはない。
鎬造、庵棟で反りは浅く、寛文期の新刀の特徴的な形である。鍛は、板目に小板目が交じり、刃文は、小沸出来、互の目乱れに足が入り良くさえている。
県内の安宗銘の作刀は少なく、また、後世に手の加えられていない生茎はこの一口のみであり、出来もよく貴重である。