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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
津軽漆塗手板
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津軽漆塗手板
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | つがるうるしぬりていた 津軽漆塗手板 514枚 |
所在地 | 弘前市大字下白銀町1-6 (弘前市立博物館) |
所有者 | 弘前市 |
指定年月日 | 平成15年4月14日 |
公開状況 | 企画展示内容により公開(有料) |
問合わせ先 | 弘前市立博物館 TEL0172-35-0700 |
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時期<江戸時代後期~明治前期>
江戸後期から明治前期にかけて津軽で塗られた漆塗り手板(塗り見本の板)で、津軽家が収蔵していたものを、平成7年(1995年)3月18日、津軽義孝夫人久子氏が弘前市立博物館へ寄贈したものである。
津軽における漆工芸は、藩主導のなかで諸条件が整備され領外から職人、新技法が導入されて定着し、発展してきた。
弘前藩成立から1700年頃までの津軽の漆塗り技法は、朱塗、黒塗、蒔絵が主であり、1704年に池田源太郎が江戸から変わり塗り技法を導入したことから新しい塗り技法が行われるようになり、それが定着し、津軽独特の創造的技法へと発展を続け、江戸後期にその頂点に達した。本資料は、そうした江戸後期から明治初期の津軽漆工芸の特徴をよく示している。
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