菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵漆器

菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵漆器

時期＜江戸時代後期＞
　菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵漆器は、嘉永3年(1850)薩摩藩8代藩主島津重豪の13男(5男とも伝えられる)信順(1813～1872)が、八戸藩8代藩主信真の8女鶴姫(1836～1864)の婿養子に迎えられた際、婚礼調度品として持参した道具類一式の中の漆器である。
　黒呂色塗の地に、薄肉高蒔絵で菊牡丹唐草模様と轡十字の家紋が施されている。

　内訳
　(1) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵柄鏡立
　(2) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵柄鏡箱大
　(3) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵柄鏡箱小
　(4) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵櫛台
　(5) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵漱茶碗
　(6) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵漱茶碗台
　(7) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵耳盥
　(8) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵耳盥台輪
　(9) 菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵手拭掛
　(10)菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵盥
　(11)菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵湯次
　(12)菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵廣蓋大
　(13)菊牡丹唐草轡十字紋蒔絵廣蓋小