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更新日付:2023年2月10日 文化財保護課
十一面観音立像
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十一面観音立像
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | じゅういちめんかんのんりゅうぞう 十一面観音立像 1躯 |
所在地 | 三戸郡南部町大向字長谷94-1 |
所有者 | 恵光院 |
指定年月日 | 昭和33年1月22日 |
公開状況 | 8月20日公開 |
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時期<平安時代から鎌倉時代>
名久井岳の山麓に伽藍を誇った長谷寺に伝来した像で、現在その後身たる恵光院にまつられている。木造彩色で頭と体幹部を一木で造り、肩で両上腕部をはぎ付けている。面貌や体躯の一部が削り直されているため印象を損ねているが、頭上面にうかがえる当初の面影には平安時代後期の性格がある。
また、大づかみなモデリングなどはこの地方で制作された特色と考えられ、県内で制作された最古の仏像と言うべきであろう。昭和62年に県重宝の彫刻としては初の保存修理が行われ、面目を一新した。