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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
木彫阿弥陀如来立像
木彫阿弥陀如来立像
- 写真提供 野辺地町教育委員会
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | もくちょうあみだにょらいりゅうぞう 木彫阿弥陀如来立像 1躯 |
所在地 | 上北郡野辺地町字寺ノ沢38-2 |
所有者 | 海中寺 |
指定年月日 | 昭和33年6月25日 |
公開状況 | 公開(3月の彼岸の時期のみ。事前申し込み必要) |
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時期<室町時代以前>
鎌倉時代に流行したいわゆる三尺阿弥陀立像で、装飾的な衣の表現や理知的な表情からそうした流行の後半に属する時期の制作であることがうかがえる。
海中寺には慶長年間以前の記録がないものの、文化14年(1817)当初の本尊が火災で消失した後に、大阪伝光寺の道場にまつられていた本像を迎えたものと伝えている。なお、現状の両手両足先は後で補ったもので、表面の彩色や金泥による衣装の文様もあるいはその可能性がある。