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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
木彫十一面観音立像
木彫十一面観音立像
- 写真提供 佐井村教育委員会
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | もくちょうじゅういちめんかんのんりゅうぞう 木彫十一面観音立像 1躯 |
所在地 | 下北郡佐井村佐井字古佐井112 |
所有者 | 長福寺 |
指定年月日 | 昭和34年10月6日 |
公開状況 | 非公開 |
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時期<江戸時代前期 寛文6年(1660)ころ>
「ひば」と伝えられる厚い板状の材に浮き彫り状に彫り出した円空の立像特有の表現で、背面は粗く、鋸を当てたような処理にとどまっている。左右の腕から下がった衣端が厚ぼった く固い表現をみせ、全体のプロポーションにもぎこちなさが感じられ、こうした等身大立像菩薩像の制作を試行していた時期の制作かとも考えられる。
また、同じ下北の恐山円通寺や田舎館村の十一面観音立像とよく似ていて、これら三体はほぼ同時期に造られたと考えられる。