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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
菩薩坐像
菩薩坐像
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | ぼさつざぞう 菩薩坐像 1躯 |
所在地 | 東津軽郡蓬田村阿弥陀川字汐干29 |
所有者 | 正法院 |
指定年月日 | 昭和41年1月12日 |
公開状況 | 非公開 |
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時期<江戸時代前期 寛文7年(1667)ころ)>
観音菩薩の標識たる頭上の化仏を欠くが、蓮台を両手で捧げるところから観音菩薩と判断される。この形式の像が義経寺をはじめ県内には正法院、平舘村福昌寺、青森市油川浄満寺の如来像、平賀町神明宮、鰺ヶ沢町延寿院にのこされているが、ちょうど一つの経路を示すことは実に興味深い。その中ではこの正法院像が最も好作と言えよう。
全体に整った彫技をみせ、顔の表現も穏やかでありながら緊張感を失わない。瞳と白毫にさした墨は円空自身によるものとしてよい。