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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
菩薩坐像
菩薩坐像
- 写真提供 平川市教育委員会
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | ぼさつざぞう 菩薩坐像 1躯 |
所在地 | 平川市沖館字宮崎266-3 |
所有者 | 沖館神明宮 |
指定年月日 | 昭和43年4月5日 |
公開状況 | 非公開 |
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時期<江戸時代前期 寛文7年(1667)ころ>
津軽半島の円空仏の系譜に連なる形式の坐像で、様式的にもほぼ同時期のものである。しかし、他の観音菩薩坐像がいずれも持蓮台を図像上の標識としたのに対し、神明宮像は両手の組み方こそ同じだが蓮台は彫出されていない。おそらく円空の省略であろうが、厳密には尊名を特定し得ないことになる。だが本像の造形自体はまったく遜色なく、渡道後の造像の一環に位置づけられる。現状は表面がかびや汚れでやや痛ましい。なお、本像の背面には六観音等の種字が墨書されている。