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更新日付:2023年3月10日 文化財保護課
阿弥陀如来立像
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阿弥陀如来立像
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | あみだにょらいりゅうぞう 阿弥陀如来立像 1躯 |
所在地 | 三戸郡三戸町同心町字諏訪内55 |
所有者 | 悟真寺 |
指定年月日 | 昭和56年4月18日 |
公開状況 | 公開(事前申し込み必要) |
問合せ先 | 三戸町教育委員会事務局 TEL0179-20-1157 |
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時期<平安時代末>
木造漆箔で体幹部を一木から彫出し、両肩から先を矧付け、頭部を差し込む構造。現状は漆箔の剥落やひびなど痛ましい。おだやかな肉付け、すなおな衣紋線、足首を見せる裳裾丈など、いずれも12世紀に造られたこの種の阿弥陀立像共通の特徴である。損傷してはいるが、面貌がことに優しく当代の性格をよく表していて、東北地方所在の阿弥陀立像としては出色の作で、県内で最も優れた仏像であることはまちがいない。しかし、近世以前の伝来については明らかでなく、おそらく京で造られたであろうことしか分からない。
なお、光背裏の銘文から貞亨元年(1684)にこの地の檀家らの手で修復され、光背台座が作られたことが知られる。
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