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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課

一野渡獅子(熊)踊

県無形民俗文化財

一野渡獅子(熊)踊

指定区分 県無形民俗文化財
名称 いちのわたりしし(くま)おどり
一野渡獅子(熊)踊
所在地 弘前市大字一野渡
保護団体 一野渡獅子会
指定年月日 昭和36年1月14日
公開状況 8月14日に八幡宮で公開
問合せ先 弘前市教育委員会文化財課
 TEL0172-82-1642

 8月14日に獅子起こしを行ってから、15日の町会長踊り(昔は庄屋踊り)、20日墓参りなど、12月1日の獅子納めまでの期間に地区一円で演ずる。
 踊り手は雄獅子(兄)、中獅子(弟)、雌獅子、オカシコからなり、以前はテングや赤鬼、青鬼などの役もあった。演目は、宮参りの舞、庭褒めの舞、橋渡り舞、山越えの舞、墓参り舞があり、1演目ごとに、ヒトオニャ(1庭)、フタオニャ(2庭)と数える。扇子をもって舞うハナ拝みは、獅子納めに歌う「山田薬師殿 春は青草・・・」の歌が特色をもつ。竹の3本山にムシロの橋を用いる。
 「一野渡獅子舞巻物」に、寛文2年(1662)に創始、明和6年(1769)に記録を消失し一時中断、寛政元年(1789)再興とある。天保8年(1837)笠原近江に引率され、江戸に出て徳川将軍の前で踊り、帰藩して後に褒美として山林オガミザワを頂戴したと伝えている。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、保護団体又は各市町村教育委員会へお願いします。

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