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更新日付:2023年3月16日 文化財保護課
鮫の神楽
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鮫の神楽
指定区分 | 県無形民俗文化財 |
名称 | さめのかぐら 鮫の神楽 |
所在地 | 八戸市鮫町字上鮫 |
保護団体 | 鮫神楽連中 |
指定年月日 | 昭和55年10月21日 |
公開状況 | 4月第2日曜日鮫生活館で発表会 |
問合せ先 | 八戸市教育委員会社会教育課 TEL0178-43-9465 |
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盆に墓地で演ずる墓獅子のほかは、祭礼や祝い事に頼まれて演ずる。
山伏神楽の伝統をもつ四方堂権現舞と式舞・神楽・武士舞など12番と、組舞として江戸時代末ごろから歌舞伎や人形芸居を組み合わせて神楽化した壇ノ浦錣引き・安宅の関勧進帳・羅生門なども合わせて、34番の演目がある。また、盆の8月14・15日には浮木寺の境内で迎え火をたき、先祖供養の歌に合わせ、獅子が身体を震わせ墓前に伏すなどして舞う。これは神仏混交の芸態で珍しい。はやしは笛・太鼓・手平鉦・ささらなどである。
八戸鮫浦は諸国の船が出入りする藩の港として栄えた。この自由で開放的な土地柄から、神楽も山伏修験の手から離れて、神楽連中と呼ばれる舟大工や漁夫たちの愛好者が中心となり、神楽の古式を守りながら新しい組舞を考案し、民衆の娯楽として演じられてきた。
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電話:017-734-9919
FAX:017-734-8280
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