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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
川内の山車行事
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川内の山車行事
指定区分 | 県無形民俗文化財 |
名称 | かわうちのだしぎょうじ 川内の山車行事 |
所在地 | むつ市 |
保護団体 | 上町(共心会)、中浦町(有終会)、 新町(新盛会)、浜町(共正会)、 仲崎町(壮和会)、谷地町(谷地町町内会) |
指定年月日 | 平成11年1月22日 |
公開状況 | 9月第3土・日曜日 |
問合せ先 | むつ市教育委員会 生涯学習課 TEL0175-22-1111(代) |
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川内八幡宮の祭礼は、西国・北国まわりの廻船で繁盛の頃、神輿をくだして祭礼を催したのは正徳元年(1711)と伝え(不動院菊池家文書)、各町の屋台もこのころであろうという(下北地方史話)。
祭礼は江戸期には御神事(ごじんじ)といい、旧暦の8月14・15日に執行、大正以降は現在の9月14・15日の御祭礼(ごさいれい)となった。
屋台の管理と運行に当たったのは各町の大当番と若者組で、その伝統が現在も各町の組織に残っている。
屋台の人形と付属用具には、江戸期から明治にかけて京阪地方から購入したものが多く、西廻り海運による上方(かみがた)文化移入の好例であり、当時の下北の繁栄をしのばせる。毎年9月14・15日の両日、川内八幡宮例大祭に5町内の屋台(ヤダイ。山車(サンシャ)とも呼ぶ。)及び谷地町神楽が祇園囃子を奏しながら社前に集合し、町内を巡行する荘重典雅な行事である。屋台は高さが5mを越え、下北他町村のそれに比べて大きさが自慢であり、見送りも大きく豪壮である。
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FAX:017-734-8280
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