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更新日付:2021年3月10日 文化財保護課
相内の虫送り
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相内の虫送り
指定区分 | 県無形民俗文化財 |
名称 | あいうちのむしおくり 相内の虫送り |
所在地 | 五所川原市相内 |
保護団体 | 相内青年団 |
指定年月日 | 平成23年4月6日 |
公開状況 | 6月第2土曜日 |
問合せ先 | 五所川原市教育委員会 社会教育課 TEL0173-35-2111(代) |
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相内では全戸が田植えを終了するとサナブリとなり、農休みとなる。この期間に虫送りが行われる。太平洋戦争前は、夕方になると青年団が太鼓を打ち始め、サナブリが近づいたことを告げるとともに、田植えの終わりを催促した。虫送りは青年団が執行するものとされ、また、サナブリ期間中は抜け駆けして農仕事をする者を青年団が罰するなど、青年団の強い統制が働いていた。
虫送りの行列には、田の水口などにお供えする身欠きニシンやシトギを配る役割の者がいたり、用水堰数か所に虫札と紙旗とを各二本を立て、その前で囃子を行うなど、他地域では各戸で行うことが多い田の水口での行事が、ムラ全体の行事として行われる。ムシは4~5メートルほどの長さであり、巡行の最終地点となる産土神社の神明宮境内の木に掛けられ、1年間土地の田圃を見守ると伝えている。
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電話:017-734-9919
FAX:017-734-8280
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