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更新日付:2019年3月27日 文化財保護課
銀杏木窪の大銀杏
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銀杏木窪の大銀杏
- 青森県教育委員会撮影
指定区分 | 県天然記念物 |
名称 | いちょうのきくぼのおおいちょう 銀杏木窪の大銀杏 1本 |
所在地 | 三戸郡階上町道仏字銀杏木窪 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 平成30年4月9日 |
公開状況 | 公開 |
問合せ先 | 階上町教育委員会教育課 TEL0178-88-2698 |
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銀杏木窪の大銀杏は、樹齢約1,000年といわれ、町内最古の老木とされてきた。古くから地域のシンボル的存在で、地名も「銀杏木窪」と呼ばれる。枝からは気根が多く垂れ下がり地面に達して着根している。その気根が乳房に似ているため、近郷の人々からは「垂乳根の大銀杏」と呼び親しまれ、母乳不足の女性が気根に触ったり撫でたりすれば母乳がよくでると言われ信仰されていた。
町文化財指定時の幹周は、県内で5位、全国でも12位を誇り、見る者に畏敬の念を抱かせる。地域の人々からの信仰を集め、大切に守られてきたことから、今後も長く存続が期待できる。他の天然記念物と比べても遜色がなく、県天然記念物として指定に価する。