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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
仏宇多(仏ヶ浦)
仏宇多(仏ヶ浦)
- 写真提供 佐井村教育委員会
指定区分 | 名勝及び天然記念物 |
名称 | ほとけうた(ほとけがうら) 仏宇多(仏ヶ浦) |
所在地 | 下北郡佐井村長後 |
所有者 | 農林水産省 |
指定年月日 | 昭和16年4月23日 |
公開状況 | 公開 |
問合わせ先 | 佐井村教育委員会 TEL0175-38-4506 |
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仏ヶ浦の地形は、海岸線1.5km、幅200mのやや三日月状の曲がった地域である。
背後は断崖となって夏緑林が形成されている。波打ちぎわと断崖の間は、ほぼ平坦できよらかな白砂を敷きつめている。その所々に高さ6~90mに及ぶ奇岩が幾百も並んでおり、これが背後の緑と相まって、美しい景色になっている。
岩はその形によって、仏像や仏具にちなんだ名前がついている。すなわち、一つ仏、十三仏、蓮華岩、天竜岩、如来の首岩、香炉岩、燭台岩、五百羅漢、親子岩、二見岩等で、南端は一つ仏にはじまり、北端は五百羅漢で終わっている。この海岸は仏宇陀と書き、恐山と一体をなすものとして、恐山に参詣した善男善女がこの海岸を巡拝したといわれている。
仏ヶ浦の岩体は緑色凝灰岩からなっているが、海食に加わって風化をうけて、今日の景観を現したものである
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