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更新日付:2023年2月17日 文化財保護課
清藤氏書院庭園
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清藤氏書院庭園
- 写真提供 平川市教育委員会
指定区分 | 名勝 |
名称 | せいとうししょいんていえん 清藤氏書院庭園 |
所在地 | 平川市猿賀石林1 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 昭和54年8月7日 平成19年2月6日(追加指定) |
公開状況 | 公開(有料) |
問合わせ先 | 平川市教育委員会 郷土資料館 TEL0172-44-1221 |
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この庭園は清藤家本邸の書院庭で、起源は17世紀はじめ花山院四位少将藤原忠長が当家に滞留の折、ケヤキを1本植えたのにはじまり、ついで元禄年間(17世紀末~18世紀はじめ)に野本道玄がこの木を庭木として作庭したと伝えられているが、明治6年(1873)の本邸新築やその後の道路拡幅に伴う敷地の削減、さらに最近ケヤキも失われるなど、庭園の地割、庭趣の変化を余儀なくされている。
面積は2,881.43m2、観賞式枯山水庭で、東南隅に枯滝石組を組んで水落ちを二筋にわけて落す。石組はさほど高くはないが迫力があって庭の主景をなしている。また枯地の岸は低い平石組をめぐらしており、恐らく江戸末期(19世紀前半)ごろの作庭とみられている。
一方蹲踞は西側に移され、礼拝石や飛石は後に改修された面もあるが、大石武学流定型化の先駆をなす庭として評価されている。
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電話:017-734-9919
FAX:017-734-8280
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