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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
對馬氏庭園
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對馬氏庭園
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 国名勝 |
名称 | つしましていえん 對馬氏庭園 |
所在地 | 弘前市大字折笠字宮川 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 令和2年3月10日 |
公開状況 | 非公開 |
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江戸時代末期から近代にかけて、津軽地方に広がった独特の意匠・構成を持つ作庭の流派が「大石武学流」であり、對馬氏庭園もその1つである。宗家5代池田亭月が作庭を始め、宗家6代外崎亭陽が昭和20年代後半に完成させた。
主庭は大石武学流の定石に則って座敷からの座観としている一方で、沓脱石、飛び石、礼拝石を南東方に向けて並べ、座敷から斜めに左奥手を正面とし、敷地に対して長大な軸線を設けている点に本庭園固有の顕著な特徴を見ることができる。
小規模な敷地に軸線を斜めに設定することによって奥行を表現しつつ、正面の左右に広がる造成地形を設けて変化のある風致の広がりを実現するなど、固有な地割りの工夫をめぐらした特徴ある作庭にさらに手を加えて完成された点において、作庭流儀の継承と深化の様相を知る上で重要である。
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