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更新日付:2023年1月13日 文化財保護課
三戸城跡
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三戸城跡
- 写真提供 三戸町教育委員会
指定区分 | 史跡 |
名称 | さんのへじょうあと
三戸城跡 |
所在地 | 三戸郡三戸町大字梅内字城ノ下 |
管理団体 | 三戸町 |
指定年月日 | 令和4年3月15日 |
公開状況 | 公開 |
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三戸城跡は中世末期に北奥羽一帯を治めた三戸南部氏によって築かれた本城です。市街中心部に位置し、西方の熊原川と南方の馬淵川によって浸食形成された標高35~131mの独立河岸段丘に立地し、城域の長軸全長は1,700mに及びます。
町教育委員会によって発掘調査が行われ、石垣や土塁、通路跡、礎石建物跡など、城を構成する様々な遺構が確認されました。この調査によって確認された石垣や土塁などの位置関係が、近世初頭を描いたとされる城絵図と一致していることから、南部家本城のあり方を知ることができる貴重な遺跡であることがわかりました。
以上のことから、三戸城跡は中世末期から近世初頭にかけての北東北の城郭史を考える上で重要な情報を有した城跡であると言えます。