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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課
ヤマネ
ヤマネ
指定区分 | 天然記念物 |
名称 | やまね ヤマネ(ヤマネ科) |
主な生息地 | 本州、四国、九州 |
指定年月日 | 昭和50年6月26日 |
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ネズミに似ているが、背面にやや太い黒色の縦縞が1本あり、尾は長くふさふさした毛があるので太く見える。
本州、四国及び九州に分布するが、全域的に生息数が極減しており、生息が確認されていない県がある。生息数減少の原因は自然林の伐採によって営巣する場所が少なくなってきたことである。
広葉樹林を好み、樹洞中などに営巣し、夜行性で日中は巣の中で休んでおり、夜間も活動の途中でときどき眠る。眠るときには丸まった形になるので、かつては「キノコダマ」あるいは「コダマネズミ」と呼ばれた。山にいて寝てばかりいるのでヤマネという名まえを付けられたのではないかとさえ思われる。
晩秋、気温が10℃以下になると体温が下降し、冬眠状態となる。樹皮、漿果類あるいは小昆虫などを採食する。